今日のみ言葉【No.3397】(2024年 7月 3日)「ヨセフは兄たちを試す(4)」
ルベンが彼らに答えて言った、「わたしはあなたがたに、この子供に罪を犯すなと言ったではないか。それにもかかわらず、あなたがたは聞き入れなかった。それで彼の血の報いを受けるのです」。
(創世記42:22)
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ヨセフは感情に走らず、理性と忍耐を持って神の計画を完成させようとしています。
彼の知恵と丁寧な作業に注目していきましょう。
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ヨセフは3日の投獄の後、兄弟たちがスパイ容疑を晴らしたいなら、こうせよと提案をします。
それは、まだ見ていない末の弟のベニヤミンの安否をこの目で確かめるため、彼を連れてきなさいということでした。
そのために、人質としてシメオンが残されます。
本来は長男のルベンが代表となるべきなのですが、彼はヨセフを奴隷として売ることに反対していた人でした。
「わたしはあなたがたに、この子供に罪を犯すなと言ったではないか。それにもかかわらず、あなたがたは聞き入れなかった。それで彼の血の報いを受けるのです」
(創世記42:22)
ヨセフはそれをわかっていたので、次男のシメオンを捕らえたのでした。
兄弟たちが自分を売ったことを悔いているのは、
「確かにわれわれは弟の事で罪がある」
(創世記42:21)
「血の報いを受けるのです」
(創世記42:22)
という言葉でわかりました。
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「ヨセフは彼らを離れて行って泣き」
(創世記42:24)
とありますから、ここで自分の感情をぶちまけて、
「兄さんたち、私がヨセフです!」
と言いかねないところです。
その方が楽だったかもしれません。
しかし、彼はまだベニヤミンとの再会を果たしておらず、自分が見た二つの夢の実現までには行っていません。
それを完成させるため、あえて自分の身を明かさず、荒々しいエジプトの総理大臣としての演技を続けました。
しかし、故郷の父たちの飢えを一刻でも早く満たすため、彼らを帰したのです。
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神のご計画の実現のためには、私たちの理性を働かせ、グッとふみこらえる忍耐が必要とされます。
完成の姿を描き見ながら、今日の課題に忍耐を持ってチャレンジして参りましょう。
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