今日のみ言葉【No.3396】(2024年 7月 2日)「救われる者は少ないのか(1)」
さてイエスは教えながら町々村々を通り過ぎ、エルサレムへと旅を続けられた。
(ルカ13:22)
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「関西出身の人は皆おもしろい」
これは完全な思い込みですが、人はまず自分中心にもの見るので、自分が持っているイメージを投射して相手を見ます。
ですから、人や出来事の正しい姿を把握するには、客観的データが必要です。
今日の箇所も漠然としたイメージでなく、正確な時と場所を知って読む必要があります。
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「さてイエスは教えながら町々村々を通り過ぎ、エルサレムへと旅を続けられた」
(ルカ13:22)
「さて」とありますので、今までとは場面が変わっています。
これはヨハネ福音書に
「さて、イエスはまたヨルダンの向こう岸、すなわち、ヨハネが初めにバプテスマを授けていた所に行き、そこに滞在しておられた」
(ヨハネ10:40)
とある地域のことです。
ヨルダン川を境に東側で、ペレアという地方です。
川の西側がユダヤで、そちら側はユダヤ議会サンヘドリンの力が及びますが、川向こうのペレアまでは及びません。
そしてここは、バプテスマのヨハネが説教し、洗礼を授けた場所です。
ですから、多くの者がヨハネのメッセージを聞き、救い主メシアの到来が間近であることを信じていました。
そこにイエス様が来て、
「さてイエスは教えながら町々村々を通り過ぎ、エルサレムへと旅を続けられた」
(ルカ13:22)
とされたのです。
その時の人々の反応は、
「多くの人々がイエスのところにきて、互に言った、『ヨハネはなんのしるしも行わなかったが、ヨハネがこのかたについて言ったことは、皆ほんとうであった』」
(ヨハネ10:41)
というものでした。
バプテスマのヨハネの話を聞いていた人たちは、
「このイエスという方こそヨハネが預言していたメシアだ」
とわかったのです。
ですから、
「そして、そこで多くの者がイエスを信じた」
(ヨハネ10:42)
となったのです。
時は十字架につく4ヶ月前。
魂の刈り入れに急がなければならない時期です。
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種まきがあり、成長があり、時至って刈り入れです。
今自分に一番必要なことをする今日として参りましょう。
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