今日のみ言葉【No.3351】(2024年 5月10日)「悔い改めの必要性(1)」

イエスが道をとおっておられるとき、生れつきの盲人を見られた。弟子たちはイエスに尋ねて言った、「先生、この人が生れつき盲人なのは、だれが罪を犯したためですか。本人ですか、それともその両親ですか」。
(ヨハネ9:1-2)

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世には障害者として生まれた人がいます。

商売が失敗した、人間関係がうまく行っていない人、仕事上のトラブルがある…。

これらの原因は何でしょうか?

何にでも当てはまる答えは、

「我々の目には見えないけれど、その人には隠れた罪があって、神様から裁かれたのだ」

というものです。

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イエス・キリストが到来した時代のユダヤでは、パリサイ人によって主導されたユダヤ教の教えがはびこっていました。

彼らは上記の問題に対して、

(1)悲惨な死を遂げた者は大きな罪を犯したので神から裁かれた。

(2)苦難に遭うのはその人に原因(罪)がある。

と主張していました。

イエス・キリストに出会う前の弟子たちも、その考え方の影響を受けて育ちましたから、生まれつき目の見えない人を前にして、

「先生、この人が生れつき盲人なのは、だれが罪を犯したためですか。本人ですか、それともその両親ですか」
(ヨハネ9:2)

という問いを発しました。

どこまでも原因を探していこうとするこの態度は、本人になければその両親にあるに違いないという冷酷な見方をします。

ところが、イエス様はそれを真っ向から否定されました。

それがヨハネ9章に書かれてあります。

このようなことを前提とし、私たちはさらにルカ13章を読んでいきます。

そして、古い考え方を捨て、これからはイエス・キリストが示す新しい生き方を身につけていきます。

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自分の考え方を変える準備をする今日として、心を整えて参りましょう。

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