今日のみ言葉【No.3270】(2024年 1月25日)「愚かな金持ちの譬え話(1)」

そこで一つの譬を語られた、「ある金持の畑が豊作であった。
(ルカ12:16)

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「ある貧乏な男の畑が豊作であった」

と聞いたら、あなたはどう思われますか?

「良かったね」と喜んであげることができるでしょう。

では、

「ある金持の畑が豊作であった」

と聞いた時はどうでしょう?

同じように祝福できる人もいるでしょうし、妬みや羨望のまなざしを向けたり、無視したり、人は様々な反応を見せることでしょう。

イエス様は、この一句で人々の心の中をあらわにされました。

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「ある金持の畑が豊作であった」
(ルカ12:16)

このたとえ話の主人公は金持ちですから、1年や2年の不作で家が傾くほどではありません。

その人の畑が今年は豊作だったというのです。

喜んであげていいはずです。

しかし、

「そんなに物がいっぱいあるのに、さらに物を重ねてどうするのだ」

という思いがあなたの中に湧いたとしたら、そこに引っかかったということで、実は自分がこの金持ちと同じ類いの人間であることが証明されます。

物にこだわっているからです。

「豊作なの?それは良かったね」

と祝福してあげられる人は、すでにその物を手放しています。

これの究極の姿は、

「あなたがたを迫害する者を祝福しなさい。祝福して、のろってはならない」
(ローマ12:14 )

です。

手放せる人に神の祝福はやって来ます。

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さて、この金持ちは豊作によって一つの悩みを抱えるようになりました。

「どうしようか、わたしの作物をしまっておく所がないのだが」
(ルカ12:17)

贅沢な悩みと言えばそうですが、神様は祝福を与えるということでその人をテストされるのです。

彼がその祝福を手放して、

「そうだ、皆に分けてあげよう」

と、神の祝福を自分の物として独占せず、

「自分は神の祝福の中継所としての役割を果たすだけで、全世界にそれを配達する役目を担うのだ」

と考え、実行に移せば、彼は以前にも増して祝福されることでしょう。

なぜなら、そこに祝福を与えれば、神の祝福は全世界に広まりますから、神様はますますその中継所をお用いになろうとするからです。

この金持ちはどうしたでしょう?

以下、次回に続きます。

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あなたにも豊作の時が来ます。

神の試験を上手にこなされますように…。

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