今日のみ言葉【No.2892】(2022年 9月 5日)「アブラハム契約の確認(1)」

アブラムの九十九歳の時、主はアブラムに現れて言われた、「わたしは全能の神である。あなたはわたしの前に歩み、全き者であれ。
(創世記17:1)

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前回のイシマエルが生まれた時、アブラムは86歳でした。

それから彼には子供が与えられません。

13年という時が経ち、彼は99歳になっていました。

もう世継ぎはイシマエルしかいないと誰もが思ったことでしょう。

人間の可能性がほぼゼロになった時に、神は「全能の神」としてアブラムの前に現れました。

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「アブラムの九十九歳の時、主はアブラムに現れて言われた、『わたしは全能の神である。あなたはわたしの前に歩み、全き者であれ。」
(創世記17:1)

「全能の神」という語はヘブル語で「エル・シャダイ」です。

創世記でこの語は6回使われていますが、そのうちの5回は子孫の約束に関する文脈で使われています。

命の誕生は全能の神が成す業です。

高齢になったアブラムと不妊の女サライという、子が生まれるはずのない状況の中だからこそ、全能の神しか子孫の約束をすることができないのです。

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アブラムは

「あなたはわたしの前に歩み、全き者であれ」
(創世記17:1)

と命ぜられました。

神の前で、神の御心に沿った完全な者として生きよ、ということです。

ここで求められていることは、清廉潔白で誤りない完璧で真面目な人となることではありません。

子孫の約束という流れで言われているところですので、

「アブラムの子孫とは、ハガルとの間の子孫ではなく、子を宿す力のないはずの正妻サライから生まれる子である。あなたはそのように生きなさい」

ということです。

神と共に生き、全き者、つまり、神の前に完全な者として生きるということは、神の約束がその言葉通りになると信じて、現実にそのように生きることなのです。

神様は次々とご自分の計画をアブラムに明かされます。

それはアブラムの神に対する信仰を強めるためでした。

私たちも、神様が定められた時に信仰が強くされる時がやって来ます。

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先月からリモートによるバイブルレクチャーを始めました。

ちょうど夏休みで、おじいちゃん、おばあちゃんのところに帰省していた小学4年生のお孫さんが、パソコンの前に座って一緒に参加しました。

彼にとっては、とても楽しい時間だったようです。

家に帰って、お母さんに「また出たい」とせがんで、今度は自分の家から参加しています。

ある回で、

「聖書は人類に宛てられた神様からのラブレターです」

と習いました。

彼はお母さんに、

「聖書は神様からのラブレターなんだって」

と報告し、その後、

「だからこんなに分厚いんだね」

と言ったというではありませんか!

子供の心に、素直に神様の愛が吸収された瞬間です。

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私たちにも、信仰がグン!と強められる時がやってきます。

神の言葉を聖書からいただき、信仰を養う今日として参りましょう。

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Posted by maruyama