今日のみ言葉【No.567】(2013年 5月14日)
主をさんびせよ。
(士師記5:9)
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士師記5章はデボラの歌です。
鉄の戦車九百両を持ったカナンの王ヤビンの軍勢に対して、
「イスラエルの四万人のうちに、盾あるいは槍の見られたことがあったか。」
(士師記5:8)
と言われるほど貧弱な装備のイスラエルが勝利を収めました。
これは大相撲で平幕力士が横綱を破って得る金星のような勝利だったのです。
喜ばないはずはありません。
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しかし女預言者デボラは、「我々の勇猛心と団結力を見たか!」などと誇ること
はせず、
「主をさんびせよ。」
と歌いました。
この勝利はイスラエルの力でなされたものではなく、主である神の力によって成
されたことを知っていたからです。
槍も盾もないのに戦いに出て行けたのは、ただ主が共におられると信じていたか
らです。
その信仰に神が働いて下さり、勝つ事ができたのです。
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思いもよらない勝利体験や、意外な成功体験のあとは、神を讃美すべきなのです。
讃美するとは、
「神様は素晴らしい!」
「神様ってスゴイ!」
と神の力の素晴らしさを褒め称えることです。
山の頂上で雲海から昇る朝日を見る時、その偉大な光景に思わず、
「素晴らしい!」
「こんなの見たことない!」
と感嘆の声が漏れるように、神を讃美することは自然な事なのです。
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喜びの時に神を讃美することを忘れてはなりません。
讃美し、栄光を神に帰することで、その勝利は一体なぜ得られたのか、どこから
来たのかがはっきり意識できるのです。
自分を讃美する者は、その後、傲慢の道を歩みますが、主を讃美する者には謙遜
の道が用意されています。
勝利に酔って周りが見えなくなってしまう前に、真の勝利の原因を突き止めまし
ょう。
「もし、神がわたしたちの味方であるなら、だれがわたしたちに敵し得よう
か。」
(ローマ8:31)
神が味方につく人生は、たとえ自分に弱さがあることを知っていても、次のチャ
レンジに飛び込めるのです。
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主を讃美する一日として参りましょう。
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