今日のみ言葉【No.3063】(2023年 4月22日)「生活の処方箋(38)『創造力』」
神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。
(創世記1:27)
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アメリカの精神科医、ウィリアム・グラッサー博士は、かつて米沢を訪ねてくださったこともある世界的に著名な方です。
博士は、
「創造力は本人の高い自尊心と比例する」
と言いました。
不景気だと言うのに元気な企業があり、年を召されても生き生きとして、創造的に生きておられる方もいます。
その秘訣は何でしょうか。
時に、自尊心とプライドは混同されがちですが、プライドとは
「自分が生きている」
と考え、自尊心とは、
「自分は生かされている」
と考えることです。
あなたにも命が与えられており、その命をもって、あなたならではの人生を生きる時に、私たちの知識では思いも及ばない、人知で計り知ることの出来ない天来の知恵が与えられます。
その創造力が、あなたの実力であり自尊心です。
今週も、生かされている命を感謝しつつ、創造的に歩んでまいりましょう。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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聖書が啓示する神は創造の神です。
神は6日間で天地を創造し、その最後に人間を創造されました。
人間は神の創造の冠であり、造られたものの中で最高の存在であることは、次の聖句によって明らかにされています。
「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された」
(創世記1:27)
ここにある「神のかたち」とは人間の姿形と神様がそっくりだということではありません。
神が持っておられるご性質が人間に受け継がれているということで、そのゆえに人間は何ものかを創造する作業の中で喜びを感じ、生きる意味を見いだします。
自分自身がまず命ある存在として創造された者であることを意識すると、この命は自分が管理して保っている部分もありますが、根底では神によって「生かされている」ということがわかってきます。
そこに、神によって造られた命を持つ存在として自分を尊ぶ「自尊心」が芽生えます。
そして、神のかたちが与えられているので、神の創造のわざに共に参与する機会が与えられると、その命が内にあって躍動し、天と直結した知恵が与えられ、天来の喜びに満たされるのです。
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「生かされている命」と聞いた時に、よくある誤解は、
「この体は自分ではどうすることも出来ないのだ。どうせ人任せ、神任せなのだ」
というものです。
自分の努力は無意味であるとあきらめる態度は、聖書のメッセージを正しく受け取っているとは言えません。
あなたを船にたとえると、人生という船を操作する責任を持つ船長はあなたです。
しかし、船主があなたなのではなく、神があなたという人生の船主だということです。
この調和があなたの人生行路を正しく導いて行きます。
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神によって生かされてある命であることを思い、今日も創造的人生行路を進めて行きましょう。
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