今日のみ言葉【No.3045】(2023年 3月30日)「イサクへの神の約束(2)」
わたしはあなたと共にいて、あなたを祝福し、これらの国をことごとくあなたと、あなたの子孫とに与え、わたしがあなたの父アブラハムに誓った誓いを果そう。
(創世記26:3)
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私が子供の時に
「身の回りに当たり前にあって、無くなることなど考えられなかったもの」
がどんどん無くなっています。
新聞、テレビ、雑誌、書店です。
アマゾンの出現で書店が激減し、ニュースの源泉だった新聞は最新情報が次々とタイムラインに流れるツイッターに取って代わりました。
月刊・週刊の雑誌は毎日更新されるインスタグラム等のネットコンテンツの前では勝てません。
テレビはもはや高齢者専用と言われ、大多数の人々がユーチューブを見る現実の前でどんどん衰退しています。
平家物語の「盛者必衰の理(ことわり)をあらはす」、方丈記の「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず」のように、いつまでも同じものは続かないこの世の有様を見ます。
しかし、永遠に変わらない祝福があるというのが今日の聖句です。
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神が定めた範囲内で生きる時にのみ、神はイサクを祝福すると約束されました。
それが前回の
「あなたがこの地にとどまるなら」
(創世記26:3)
です。
続けて神はこのように言われました。
「わたしはあなたと共にいて、あなたを祝福し、これらの国をことごとくあなたと、あなたの子孫とに与え、わたしがあなたの父アブラハムに誓った誓いを果そう」
(創世記26:3)
まず、神の姿がイサクの隣りには見えなくとも、
「わたしはあなたと共にいて、あなたを祝福」
するのだと神は宣言されています。
「これらの国」とは、イサクが生活するその地域には少なくとも10のカナン人の部族がいたからです。
神ははっきりと領土となる区域を設定した後、
「ことごとくあなたと、あなたの子孫とに与え」
(創世記26:3)
と言われました。
これは、イサク個人のみへの約束ではなく、イサクに続く子々孫々の人々にも受け継がれるという約束です。
これが信頼に足る確かなものであることを示すために、神は次の言葉を言われました。
「わたしがあなたの父アブラハムに誓った誓いを果そう」
(創世記26:3)
この誓いとは、創世記22章16節〜18節のことです。
「主は言われた、『わたしは自分をさして誓う。あなたがこの事をし、あなたの子、あなたのひとり子をも惜しまなかったので、わたしは大いにあなたを祝福し、大いにあなたの子孫をふやして、天の星のように、浜べの砂のようにする。あなたの子孫は敵の門を打ち取り、また地のもろもろの国民はあなたの子孫によって祝福を得るであろう。あなたがわたしの言葉に従ったからである』」
(創世記22:16-18)
神の祝福の約束は、ほんの一時だけ叶うものではありません。
アブラハム、イサク、そしてその後に続く子孫に対して、絶えることなく続く永遠の祝福なのです。
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神の祝福の約束はずっと続いていくことを心に思い定める今日として参りましょう。
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