今日のみ言葉【No.2961】(2022年11月30日)「イサク奉献(3)」
アブラハムは朝はやく起きて、ろばにくらを置き、ふたりの若者と、その子イサクとを連れ、また燔祭のたきぎを割り、立って神が示された所に出かけた。
(創世記22:3)
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ゴミ回収業のベテランが語るには、高級住宅地と一般住宅地とではゴミの量が違うのだそうです。
どちらが多いと思われますか?
お金がある人が集まっている地域では、たくさん買ってたくさんゴミが出るように思いますが、実際は高級住宅地の方がゴミの量が少ないのです。
つまり、本当に必要なものを、そして品質が良くて長持ちするものを買っているので、ゴミがあまり出ません。
逆に一般住宅地で目立つのは、新品同様の玩具や服だそうです。
安いから買ったのでしょうが、ほとんど使わずにゴミとして処分してしまうのは、お金を出してゴミを買って捨てているようなものだと回収業の人は語ります。
このお話を聞いて、今日、自分の行動をチェックし、明日から改善点を実行する人は幸いです。
アブラハムは素早く決断し、すぐに神の言葉に従いました。
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イサクを捧げよ、という神の命令を聞いた後、
「アブラハムは数日間悩み、ああでもないこうでもないと考え、ため息をつきながら生活した」
とは書かれてありません。
翌日の早朝から、彼は行動を開始します。
「アブラハムは朝はやく起きて、ろばにくらを置き、ふたりの若者と、その子イサクとを連れ、また燔祭のたきぎを割り、立って神が示された所に出かけた」
(創世記22:3)
つまり、神の言葉を聞いたその日に、もう、
「その通りにする」
と決心し、段取りをつけ、躊躇することなく翌朝早く出かけたのです。
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ここで大事なことは、
「アブラハムのようにすぐ従うのが良い」
と、単純に、考えることをしないで、スッと飛びつくのはいけないということです。
先程のゴミの話にたとえれば、安易に出す決断は、一般住宅地で出すゴミのようになってしまうからです。
ここまで来るのに、アブラハムは数々の失敗をしてきました。
そして、決断に悩み、誤った道を選択した結果の苦い刈取りもあったのです。
そのような体験を通し、神の言う通りに従うのが最善なのだと信仰が純化されてきました。
そして、この時に、その信仰が本物であることを示すために神から試験が与えられたのです。
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参考書で見た模範解答に飛びつくことなく、自分の力で問題に取り組み、現時点での自分の解答を出しましょう。
そこでこそ、神様は待っていて下さり、真の命ある関わりが始まるからです。
今日、神様が住む超高級住宅地に共に住まれますように…。
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