今日のみ言葉【No.507】(2013年 2月20日)

火は絶えず祭壇の上に燃え続かせ、これを消してはならない。
(レビ記6:13)

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オリンピックの聖火リレーを見ていると、持っているトーチの火が急な風や雨で消えないかと心配になります。

前回のロンドン五輪組織委員会によると、火が消えることは珍しいことではないそうです。

後ろを走る車に聖火の元火が積まれているので、たとえ火が消えてしまっても再点火可能な準備をしているのです。

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旧約時代の祭司は、常に祭壇の上の火を燃やし続ける職務を持っていました。

動物のいけにえを焼き、神に捧げるためです。

ですから、祭司は朝ごとに「たきぎ」を準備しなければなりませんでした。

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私たちが学ぶべき事は次の3つです。

(1)火は消える

正直に認めましょう。私たちが何もしないでいれば火は消えるのです。

情熱もやる気も燃えるような信仰も、そのままではやがて消えてしまいます。

(2)たきぎを備える

燃やし続けるために、祭司たちは「薪(たきぎ)」を準備しました。

あなたの今日一日を燃やす「たきぎ」は何でしょうか?

(3)恵みは朝

「祭司は朝ごとに、たきぎをその上に燃やし」
(レビ記6:12)

とあります。たきぎを準備するのは朝です。

霊的たきぎは、聖書を読むこと、黙想や祈りを通して与えられます。

毎朝このたきぎを準備するのです。

この積み重ねの上に霊的成長があります。

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皆様のお祈りのおかげで、「今日のみ言葉メール」は500号を過ぎました。

このように御言葉に毎日触れていることが肝心なのです。

新鮮な外気を吸っている人だけが部屋の中の空気の濁りを察知できるように、霊的大気を毎日吸い込むことで、何を避けるべきかが瞬間的に分かります。

毎朝の御言葉の時が大事なのです。

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この朝もたきぎを準備し、霊の火を燃やし続けて参りましょう。

レビ記,御言葉

Posted by maruyama