今日のみ言葉【No.3050】(2023年 4月 5日)「イサクへの神の約束(3)」
「アブラハムがわたしの言葉にしたがってわたしのさとしと、いましめと、さだめと、おきてとを守ったからである」
(創世記26:5)
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今日や明日に限れば、天気予報は80%以上の確率で当たっているのだそうです。
(気象庁サイトより。1年間の平均)
的中精度は高いともとれますし、5回に1回は外れます、ということでもあります。
さて、今日の雨の確率100%の予報が出て、あなたが「そうなる」と信じたとします。
外出時、傘を持っていくでしょうか?
たとえ5回に1回は裏切られるというデータがあるにしても、もし天気予報を信じているなら、傘を持っていくのが当然です。
その行動は「信じている」という心の内面を表しています。
ところが、「信じている」と口では言っておきながら、傘を持たないで行ったとしたら、その行動は「信じていない」ということを表します。
内面の心で信じたことは、表面で行動となって現れます。
これが信仰と行為の関係です。
今日の聖句を正しく理解するためにはこの関係を知っておくことが必要です。
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神はイサクに対して祝福の契約を再び述べられました。
「またわたしはあなたの子孫を増して天の星のようにし、あなたの子孫にこれらの地をみな与えよう。そして地のすべての国民はあなたの子孫によって祝福をえるであろう」
(創世記26:4)
これはイサクの父アブラハムに対して結んだ契約の内容で、それがイサクに継承されていることを示します。
なぜ祝福されるのか?
その理由がこうです。
「アブラハムがわたしの言葉にしたがってわたしのさとしと、いましめと、さだめと、おきてとを守ったからである」
(創世記26:5)
これを読むと、お父さんが生前してくれた数々の功績によって、まだ何もしていない息子が「棚からぼた餅」的に得をしているように受け取れます。
ここは信仰と行為の関係を考えに入れて読まなければなりません。
アブラハムは、星の数のように子孫が増えると言われた神の言葉を信じて義とされました。
「アブラムは主を信じた。主はこれを彼の義と認められた」
(創世記15:6)
彼は恵みによって救われ、その信仰を行動で表しました。
それが
「アブラハムがわたしの言葉にしたがってわたしのさとしと、いましめと、さだめと、おきてとを守ったからである」
(創世記26:5)
ということです。
ですから、これからイサクが神の言いつけを忠実に守るから彼に祝福を与えるということではなく、イサクが父アブラハムと同様に神を信じるので、アブラハムと神との祝福の契約が同じように履行されるのです。
行為の根底には信仰があります。
イサクは神への信仰があることを、
「わたしがあなたに示す地にとどまりなさい」
(創世記26:2)
という神の言葉に従うという行動を取ることによって示しました。
このようにして神の約束がイサクにも適用されるのです。
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神を信じる信仰の継承をして参りましょう。
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