今日のみ言葉【No.2990】(2023年 1月18日)「イサクの嫁選び(5)」
わたしは泉のそばに立っています。
(創世記24:13)
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47都道府県のどこへ行っても必ずあるうどん店が丸亀製麺です。
全国制覇できた理由の一つに立地があります。
社長さん曰く、駅前など人が多い場所を調べて出店するのだそうです。
イサクの嫁探しに出たしもべエリエゼルは、どこに「出店」したのでしょうか。
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聖書時代の中東で、女性が集まる場所は間違いなく水のある所です。
水は生活の必需品であり、井戸端会議という言葉があるように、そこはコミュニケーションの場でもあります。
人生経験豊かなエリエゼルは、
「らくだを町の外の、水の井戸のそばに伏させた」
(創世記24:11)
という準備をし、ここに出店しました。
そして、
「時は夕暮で、女たちが水をくみに出る時刻であった」
(創世記24:11)
とあるように、タイミングを見計らって、嫁候補の女性たちが来るのをひそかに待ち構えていたのです。
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家から離れた町の外の井戸まで行き、水を入れて重くなった水瓶を持って往復するのですから、水くみは重労働です。
それができる女の人なら、まず間違いなく体は健康です。
エリエゼルは更に、心も健全な人という条件を嫁選びの項目に定めていました。
それが、
「娘に向かって『お願いです、あなたの水がめを傾けてわたしに飲ませてください』と言い、娘が答えて、『お飲みください。あなたのらくだにも飲ませましょう』と言ったなら、その者こそ、あなたがしもべイサクのために定められた者ということにしてください。わたしはこれによって、あなたがわたしの主人に恵みを施されることを知りましょう」
(創世記24:14)
ということです。
単に人に水を飲ませるだけでなく、10頭のらくだにも水を飲ませるという重労働を、強制されてではなく、自発的に、自ら進んでやってくれる人を示して下さいという祈りです。
余談ですが、聖書研究会の折、
「これができる候補と言えば、元女子プロレスラーで現在タレントの北斗晶さんのような人ですね。リベカは細身の女性ではなく、がっちりした体格の人だったのではないでしょうか」
と私が画像を見せたら、その場にいたご婦人方は
「ああいう気立ての良い人なら、ぜひうちの息子の嫁に迎えたい」
と全員賛成してくれました!
さて、エリエゼルの祈りはかなえられたのでしょうか?
そんなに都合良く進むのでしょうか?
以下、次回に続きます。
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今日も命の泉のほとりに立つ一日とし、神の恵みを期待して参りましょう。
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