今日のみ言葉【No.505】(2013年 2月18日)
主にささげる香ばしいかおりである。
(レビ記1:9)
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旧約聖書のレビ記には様々な宗教的儀式の規定が書かれています。
まず、動物のいけにえをどのように捧げるかから始まります。
新約の時代はイエス様ご自身が完全な「いけにえ」として捧げられたので、クリスチャンはレビ記にあるような細々とした規定を守る義務からは解放されています。
しかし、旧約は新約の影であり、来るべき本物の予表ですから、捧げ方の意味を探ることは学びのために大いに意味があります。
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「そのすべてを祭壇の上で焼いて燔祭としなければならない。」
第1章は、「燔祭(はんさい)」、つまり全焼のいけにえの規定です。
他のいけにえでは一部を祭司用に残したり、奉納者と一緒に食するものもありますが、これは文字通り全部焼き尽くしてしまいます。
これは、
「主にささげる香ばしいかおり」
となります。
人間のために利用することは一切無く、ただ神のためだけの「香ばしいかおり」です。
つまり、神様にすべてを捧げることを意味しています。
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新約聖書では、
「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。」
(ローマ12:1)
と勧められています。
既に十字架で罪が赦された者は、
「生きた、聖なる供え物」
として完全燃焼で生きることが捧げる人生の生き方です。
人間は自分勝手に生きることで完全燃焼できるわけではありません。
自分の思い通りに生きようとすると、自分なりの100点満点の解答用紙を描いて生きることになります。
そのような人生は失望が多くなります。
毎回100点を取れるわけではないからです。
100点以外は「思うように生きられなかった」となると、0点も99点すらも全部「ダメな人生」となってしまいます。
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一日の終わりに、
「今日もいろいろあったけど、よくやったな〜。良かったな〜。」
と思えるのは、あなたが神の意図されたとおりの人生を歩む時です。
ただし、神様は人間をロボットとしてはお造りになりませんでした。
神様は人間が神の御心の方を選択することをお望みですが、そうできない場合もあります。
その時は、悔い改め、赦しをいただくのです。
魂の砕かれた生き方が神の御前では香ばしいかおりとなるからです。
「神の受けられるいけにえは砕けた魂です。神よ、あなたは砕けた悔いた心をかろしめられません。」
(詩篇51:17)
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今日も主の御前での完全燃焼を目指しましょう。
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