今日のみ言葉【No.3484】(2024年10月24日)「ヤコブの祝福の祈り(2)」
すべての災からわたしをあがなわれたみ使よ、この子供たちを祝福してください。またわが名と先祖アブラハムとイサクの名とが、彼らによって唱えられますように、また彼らが地の上にふえひろがりますように」。
(創世記48:16)
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クリスチャンの方は、「罪を贖(あがな)う」とか、「贖い主イエス」という言い方を聞いたことがあると思います。
今日の聖句はその「贖い」が聖書で最初に出た箇所です。
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ヤコブは、
「すべての災からわたしをあがなわれたみ使よ」
(創世記48:16)
と呼びかけています。
これは、創世記32章でヤコブのもものつがいをはずした御使であり、受肉前のキリストだと言われています。
ヤコブは、この御使いは自分を贖った方だと言っています。
「あがなわれた」という言葉で使用されているヘブル語は「ゴエル」という語です。
これは最も近い親戚のことを言い、直訳で「家族の贖い主」とも訳される「買い戻しの権利のある親類」です。
ルツ記ではボアズがこれにあたります。
ナオミとルツには、世話をしてくれる夫や息子がいなかったため、養ってくれるゴエルが必要でした。
ヤコブの場合、災いの中にいる彼を、「買い戻しの権利のある親類」としてメシアが救い出して下さった、ということになります。
ヤコブはこのペニエルでの体験以来、自分の肉体の強さで物事を進めることができなくなりました。
そこからの彼の人生は、弱さを通して神の力が現される人生となります。
ですから、弱くさせられたことは、かえって祝福となったのです。
ヤコブはこの神が子孫を祝福して下さるようにと祈ります。
そして、ヤコブを導いたのと同じ神を子孫が信じ続け、その祝福を受ける人々が増し加わるようにと祈ります。
「この子供たちを祝福してください。またわが名と先祖アブラハムとイサクの名とが、彼らによって唱えられますように、また彼らが地の上にふえひろがりますように」
(創世記48:16)
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神は犠牲を払って私たちを買い戻して下さった御方です。
この神の祝福を忘れずに、今日も祝福の中を歩んで参りましょう。
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