今日のみ言葉【No.2972】(2022年12月26日)「生活の処方箋(11)『乗り越えられない試練』」

あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。
(第1コリント10:13)

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「この先どうなっていくのだろう」

誰もが思っている問いです。

しかし、今、この問いに100パーセント明確に答えることのできる人はいません。

この問いは、どこか人任せ、受け身的な生き方の反映です。

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私たちができることは、日々自らの最善を考え、選択し、実行するのみです。

日々の最善の積み重ねが、この先を作ります。

昨日の感謝と今日あなたがなす最善が、明日の希望を生みだします。

今私たちに求められているのは、

「この先は自らが作る」

という主体的で能動的な生き方です。

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「神は、乗り越えられない試練を与えない」

という言葉が多くの人の心をとらえています。

神様は乗り越えられない試練は与えない。

今ある試練は、乗り越えられるからこそあるのです。

もちろん一人では乗り越えられない時もあります。

しかし、二人、三人と手を携え合うならば、その試練の岩こそが、この先に続く道の敷石になるのです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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神は

「あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはない」
(第1コリント10:13)

と約束なさっています。

なぜなら、

「あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない」
(第1コリント10:13)

からです。

つまり、今あなたが味わっている試練は人類初のものではなく、過去においてすでに誰かが同じ試練を味わい、解答を出し、そこを通り抜けてきたものだからだと聖書は語るのです。

その解答は、自分が「こうなって欲しい」と思い描いたものとピタリと同じにはならないでしょう。

想定外の痛みや出費や、解決しないままの膠着状態を耐えなければならない時間が続くかもしれません。

しかし、そこを通り抜けた先人がいるのです。

試練のトンネルの中にいる時は、真っ暗で先が見えません。

しかし、神は、

「試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さる」
(第1コリント10:13)

と約束なさっています。

今は見えないが、この先に必ず逃れの道があると信じ、実際にそれを見出し、神を賛美し、感謝して生きるのがクリスチャンの人生です。

そのあなたの生き方が、後に続く人の「敷石」となり、「踏み台」となって、確かな方向へと進める支えとなっていくのです。

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耐えられないような試錬には必ず逃れの道が備えられていることを信じ、今日のチャレンジに立ち向かって参りましょう。

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