今日のみ言葉【No.2911】(2022年 9月29日)「ソドムとゴモラの滅亡(1)」
そのふたりのみ使は夕暮にソドムに着いた。そのときロトはソドムの門にすわっていた。
(創世記19:1)
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「艱難汝を玉にす」
(人は困難や苦労を乗り越えることによって、初めて立派な人間に成長する)
ということわざもあれば、その反対の
「玉磨かざれば光なし」
(どんなに才能があっても学問や修行を怠れば、立派な人間にはなれない)
ということわざもあります。
ロトは苦労を嫌い、緑潤うヨルダンの低地へと移りました。
しかし、そこには罪の町ソドムとゴモラがありました。
彼はその後どうなったのでしょう?
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アブラハムと別れた後のロトは、
「ロトは低地の町々に住み、天幕をソドムに移した」
(創世記13:12)
となりました。
遊牧の民から町へ定住するようになったのです。
そして、
「ロトはソドムの門にすわっていた」
(創世記19:1)
となっています。
中東の町は城壁に囲まれ、門だけが外部から人が出入りできる場所です。
つまり、最も人が集まるところです。
ここに座っているということは、その町の中心人物、役職の高い長老となったということを表しています。
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これはアブラハムのおかげだと考えられます。
創世記14章でソドムの住民はアブラハムに助けられ、その恩人の甥ですから、ロトは歓迎されたわけです。
しかし、高い役職のわりには、彼は実力に乏しかったことが伺えます。
ソドムの住民の本音は、
「この男は渡ってきたよそ者であるのに、いつも、さばきびとになろうとする」
(創世記19:9)
だったのです。
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さて、ふたりのみ使は夕暮にソドムに着きました。
信仰の人アブラハムから離れ、罪の町ソドムで形式的には祭り上げられ、すっかり緩んだ生活で霊的盲目状態になっていたロトは、この天使の訪問で変わるのでしょうか?
以下、次回に続きます。
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誰にでも人生の方向転換のチャンスが与えられます。
神のみ使いの訪問を受け入れ、歓迎する心を持って今日一日を過ごしてまいりましょう。
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