今日のみ言葉【No.2849】(2022年 6月29日)「エジプトでのアブラハム(3)」
ところで主はアブラムの妻サライのゆえに、激しい疫病をパロとその家に下された。
(創世記12:17)
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自分の妻を妹だと偽ったゆえに、アブラハムは妻サライを失いかけました。
自業自得だと思われるような窮地に陥った人を神は助けるのでしょうか?
神の働きは人間の思いを遥かに越えていることを見て参りましょう。
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アブラハムの妻サライがエジプトの王パロの妻として取られていってしまった後、アブラハムは彼女を取り返すために何をしたでしょう?
聖書を読むと、彼がしたことは何も書かれていません。
アブラハムは強大なパロの力の前に何もできなかったのです。
もちろん、この背後にはサタンの暗躍があります。
この時点ではまだ名前がアブラムとサライですが、後に名前が変わってアブラハムとサラとなり、この二人から子が生まれ、更にその子孫から救い主を誕生させることが神の御計画です。
しかし、サライがパロに取られてしまっては、アブラハムとサラの間に子が生まれませんから、神の計画は立ち消えになり、人類救済の計画は失敗に終わってしまいます。
サタンは自分が支配しているこの世に救い主が誕生すれば、我が身が滅びることを知っているので、その救い主が生まれないように神に挑戦したのです。
従って、神はすぐに行動を起こされます。
それが
「ところで主はアブラムの妻サライのゆえに、激しい疫病をパロとその家に下された」
(創世記12:17)
でした。
ユダヤ教の伝承によれば、この「激しい疫病」とは重い皮膚病だとされています。
神は男女の交わりができなくなるようにし、子が生まれる可能性を塞いだのです。
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さて、ここまで読んで、
「なぜ正当な手続きをしたパロに災いが下され、嘘をついてこの問題を発生させたアブラハムには何のお咎めもなく、のほほんと生きていられるのだろう?悪いのはアブラハムの方ではないか?」
と疑問を抱いた人はおられないでしょうか。
ここに神がアブラハムと結んだ無条件の祝福の契約が働いているのです。
これを正しく理解すると、神がそれぞれの人をなぜこのように取り扱われたのかが、「なるほど」と腑に落ちます。
以下、次回に続きます。
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神は御自身の計画を進め、結ばれた契約を必ず果たされる御方です。
その方の約束の下、今日も祝福の道を歩んで参りましょう。
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