今日のみ言葉【No.441】(2012年11月 6日)

私の子どもたち。私がこれらのことを書き送るのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためです。もしだれかが罪を犯したなら、私たちには、御父の御前で弁護してくださる方があります。それは、義なるイエス・キリストです。
(第1ヨハネ2:1 新改訳)

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もし訴えられたら、つまり、裁判所から訴状が届いたら、あなたはどうなさいますか?

「何の心当たりもないのに…?」と、不安になることでしょう。

そのまま放置したり、無視したりすることは一番やってはいけないことだそうです。

答弁書を書いたり、実際に裁判所に行く等、対処の仕方は様々ありますが、やはり弁護士に相談し、依頼することが最も安全な対応方法でしょう。

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今日の聖句では、イエス・キリストがその弁護士になって下さると書かれてあります。

「私たちには、御父の御前で弁護してくださる方があります。それは、義なるイエス・キリストです。」

この世の弁護士さんたちのように、私たちの側に非はないと主張し、守って下さるのです。

ところが、その直前に、驚くべきことが書いてあります。

「もしだれかが罪を犯したなら」

というフレーズです。

何の心当たりもなく訴えられたのではなく、十分心当たりがあり、自分も有罪であることを認めたケースです。

その時にも、

「御父の御前で弁護してくださる方があります。」

と聖書は宣言しています。

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どういうことでしょうか?

2節に

「彼は、わたしたちの罪のための、あがないの供え物である。」
(口語訳)

とあるように、弁護士であるイエス様が、既に私たちが受けるはずの刑罰を十字架で代わりに受けて下さったのです。

自分も有罪であることを認め、罰金を払うことを認めた上で、

「ちょっと待って下さい。それは既に納付済みです。私が払いました。ですからこの人に罪はありません。何の支払いも要求してはなりません。」

とイエス様が弁護して下さるのです。

これがキリスト教の恵みの福音です。

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もちろん、この神の赦しを、

「無制限に支払い可能なクレジットカード」

のように考えてはならないことはお分かりでしょう。

しかし、人間はまず許されることが必要なのです。

「悪かった。ごめんなさい。」

と言ったから許されるのではなく、許されたので安心して

「悪かった。ごめんなさい。」

と言えるのです。

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神のゆるしをいただき、弁護して下さるキリスト共に今日も歩んで参りましょう。

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