今日のみ言葉【No.2781】(2022年 4月 6日)「創世記(1)」
はじめに神は天と地とを創造された。
(創世記 1:1)
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16世紀のフランスの哲学者デカルトは
「我思う、ゆえに我あり」
という有名な言葉を残しました。
自分を含めたこの世のすべてが虚偽だとしても、そのように疑い、考えている自分の存在は確実に有るではないか、これこそ疑いようのない事実ではないか、という発見です。
すると、便利なことが起きます。
自分が存在することは間違いないので、これを土台として、この世のすべての事象が意味のある確かなものとして観測できるようになるからです。
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さて、聖書は、本当に確かなものは自分の存在である、という考え方を遥かに超えて、
「はじめに神は天と地とを創造された」
(創世記 1:1)
と、はじめに自分の存在を置くのではなく、神の存在を置きます。
神の存在と神による創造から始めることによって、すべての事象を考えていくのです。
ですから、自分という存在も神の創造のわざと考えます。
そして、あなたの周りにいる人々も、その行動はどうあれ、神が創造された存在として見ていく時、神の御心が現れていくのです。
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かつてのバブル経済前後、教会には続々と心痛む若者が送られてきました。
今思えば、モノカネ一辺倒の時代に心傷ついた純粋な魂の持ち主たちでした。
しかし、親や学校、警察から見れば「問題児」です。
私たち教会スタッフは、お預かりしたその人たちを、
「マイナス側にいるので、これではダメだ。何とかプラス側に行くように良くしてあげよう」
と思って関わることはしませんでした。
「この人も神が創造された素晴らしい存在」
と、最初からプラスと見て関わり、○と×の2つに区分することは避けて接することを心がけました。
そのような中で、多くの人たちが自分も神の創造のわざであることを知り、神の御心を歩む人生へと変えられていったのを見ました。
「はじめに神は天と地とを創造された」
(創世記 1:1)
との御言葉を信じて生きる時、神の存在が明らかにされていくのです。
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神がすべてを創造されたことからスタートする今日として参りましょう。
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