今日のみ言葉【No.392】(2012年 9月 7日)

あなたがたの信仰の働きと、愛の労苦と、わたしたちの主イエス・キリストに対する望みの忍耐とを、わたしたちの父なる神のみまえに、絶えず思い起している。
(第1テサロニケ1:3)

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現代の日本では、病気になったり体調を崩したりすると、何でも「ストレス」が原因だと言われるようになりました。

ストレスという言葉を最初に唱えたハンス・セリエ博士は、実験用のラットに1ヶ月間、痛み・雑音・ショック・閃光等のストレスを与える実験をしました。

10匹全てが1ヶ月後に死んでしまいました。

次に、同種のラット10匹に事前に運動をさせ、コンディションを上げた状態で同じストレスを与えたところ、1ヶ月たっても1匹も死ぬことはありませんでした。

この実験から、

運動はストレス耐性を高める

ということがわかります。

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テサロニケ教会の人々はこのストレス耐性が高かったのです。

「主イエス・キリストに対する望みの忍耐」

とあるように、キリストが再び世に来られる再臨を待ち望み、その望みが様々な苦難や迫害に耐えさせる力となっていました。

と同時に、

「信仰の働きと、愛の労苦」

がテサロニケ教会の特徴でした。

信仰に基づいた愛のわざに富んだ教会だったのです。

信仰と愛の働きという霊的運動がなされていたので、困難というストレスが襲ってきても、倒れてしまうことがありませんでした。

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苦しい時は誰かを助けようとすればよいのです。

ストレスにさらされてどうしようもない時、助けてくれる人を探すのも一つの方法ですが、誰か困っている人を見つけて、その人を助けて差し上げると、あなた自身がストレスに耐えられるようになります。

これは神様が下さる秘密のプレゼントです。

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今日、神様が、「助けるべき人」を示して下さいますように…。