今日のみ言葉【No.383】(2012年 8月28日)
最後に言う。主にあって、その偉大な力によって、強くなりなさい。
(エペソ6:10)
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今日の聖句の「最後に言う」、とは、その前の5章から続く部分のまとめを意味します。
それまで、パウロは「こうせよ。ああせよ」とエペソの人々の教え諭しています。
・妻は夫にキリストに対するように仕え、夫はキリストが命を捧げたように妻を愛しなさい。
・子は親に従い、親は子を怒らせてはいけない。
・僕は主人に快く仕え、主人も僕に対して同様にしなさい。
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これらのことを言われた通り成していくのは大変なことです。
夫を首相クラスのVIPとしてお仕えするのですから、料理にも気を配り、出かける時には「行ってらっしゃいませ」と最敬礼して送り出すのが当然になります。
夫は妻を命がけで愛するのですから、いつ何時、自分の命が妻のために取られても構わないという覚悟で生きるのです。
我力でやったら続きません。
ですから、
「主にあって、その偉大な力によって、強くなりなさい。」
なのです。
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具体的にその後、神の武具が列挙されています。
・真理の帯(ベルト)
・正義の胸当て(プロテクター)
・平和の福音の備え(サンダル)
・信仰の楯(シールド)
・救いのかぶと(ヘルメット)
・御霊の剣(神の言)
です。
これら6つの武具の特徴は、全て前面を守るものです。
背面には何もありません。
つまり、敵に背中を見せ、逃げ出してしまったらやられる、ということです。
神の力によって強くさせていただき、人生の様々な戦いに立ち向かう時、逃げは禁物です。
火の矢が飛んできたとしても、前に向かって行く時には神の武具があなたを守り、逆に安全なのです。
今日、あなたが顔を向けている方向は、前ですか?横を向いていますか?それとも後ろ向きでしょうか?
もちろん休息の時も必要です。
しかし、一旦戦いの場に出たら、逃げの姿勢を見せたら敵の思うがままになります。
前を向いて進んでいきましょう。
霊の戦いは事態がどんどん進んで、最悪と見える次の瞬間に大勝利に変わっていくからです。
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我力でなく、神の力によって強くなり、前を向いて歩んで参りましょう。
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