今日のみ言葉【No.382】(2012年 8月27日)

2017年4月15日

眠っている者よ、起きなさい。
(エペソ5:14)

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眠りから目覚めるのは、朝の光が差し込むからです。

ここで言う光とは、神がこの私を愛してくださったということです。

「あなたがたは、以前はやみであったが、今は主にあって光となっている。光の子らしく歩きなさい」
(エペソ5:8)

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光の子となったからと言って、テレビのヒーローのように変身できるようになったのではありません。

相変わらず自分は自分のままです。

現実は変わりません。

しかし、もう一つの現実が現れたことを知らなければなりません。

それは、この私が神に愛されている、という現実です。

ここに気づき、神の愛に応えていこうとする人生を始めることが、

「眠っている者よ、起きなさい。」

という人生です。

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そのための鍵は、同じ14節の

「明らかにされたものは皆、光となるのである。」

という御言葉です。

自分にとっては価値のないもの、むしろおぞましいとまで思うものでも、それを閉じこめず、明らかにした時、まばゆいばかりの光となるのです。

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映画「ソウル・サーファー」はプロサーファーを目指したベサニー・ハミルトンの実話を描いています。

彼女はサーフィン中にサメに左腕を食いちぎられてしまいました。13歳の時です。

当時、様々な大会で優勝し、スポンサーもつき始めていた矢先の事故でしたから、神様のご計画はどこにあるのかと思い悩みます。

教会学校の先生が、御言葉で彼女を励ましました。

「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。」
(エレミヤ29:11)

ベサニーは入院中、

「事故に遭ったのは、人々に神のことを伝え、天国に行くお手伝いをするようになるためかもしれない」

と考え、片腕のサーファーとしてサーフィンを再開し、事故後わずか1ヶ月で全米大会で入賞し、人々を驚かせます。

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これだけですと、

「頑張れば何でも可能だ」

「未来を信じ、夢を持って生きれば必ず報われる」

という、この世でよく聞くフレーズの繰り返しになります。

それは自分の計画を果たそうとする努力です。そのことに何の悪いこともありません。

しかし、ベサニーが感じたのは神のご計画です。

それは、

「片腕を無くした体験を語ることによって誰かの役に立つ」

ということです。

彼女はこう言います。

「様々な災いが起きるのが人生です。だから、私からのアドバイスは、ふとしたことで、簡単に消えてしまうことに、全ての希望と信頼を注ぎこまないことです。おそらく、この世のほとんどのものがそうなのです」(佐藤順主筆,「御翼」2012年9月号その2より)。

やがて彼女のストーリーがディズニーの目にとまり、映画「ソウル・サーファー」が日本でも2012年6月に公開されました。

ベサニー自身も「夢をあきらめないで」と強調します。

しかしそれは、どんな人もイエス様に愛されているのだから決して夢をあきらめないで下さい、ということなのです。

片腕のない自分を明らかにした時、それが光となり、人々の心に希望を照らし出していったのです。

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神の愛の光を感じる一日として参りましょう。

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エペソ,御言葉

Posted by maruyama