今日のみ言葉【No.2621】(2021年 9月 4日)「道を知られる神」
あなたはわが歩むをも、伏すをも探り出し、わがもろもろの道をことごとく知っておられます。
(詩篇139:3)
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サッカーで相手ディフェンダー(DF)をスイスイとかわして敵ゴールに進む選手がいます。
F・Cバルセロナでメッシと共に黄金時代を築き、現在はヴィッセル神戸で活躍するイニエスタ選手はその一人です。
普通の選手は、ボールを取られないように空いたスペースを狙ってドリブルで進もうとします。
しかし、イニエスタ選手は自らDFに向かって行きます。
しかも真正面から、つまり、正対するポジションをあえて選ぶのです。
サッカーに詳しい人に聞くと、自分に対して真っ直ぐドリブルで向かって来られると、DFとしては逃げるわけにはいかないので、足を止めて迎え打つしかなくなります。
さらにグッと距離を詰められるまでになると、DFの頭の中では
「相手はドリブルで来るか、パスを出すのか。右か左か、どっちだ?」
と複数の選択肢が火花をちらし、警戒して対応する必要があるので簡単には飛び込めなくなります。
ボールを取られる危険がない、DFの出足も止まる。
ここまで好条件が重なれば、イニエスタ選手ほどの一流選手なら、DFを抜き去ることなど簡単です。
そして彼は空いたスペースに向かって突き進む…、のではなく、わざわざ次の相手に向かって正対する選択をし、さらに3人目…、という具合で、敵に囲まれながら、縫うようにその間を優雅に進むのです。
もちろん、高い技術の裏付けがあるからできる話ですが、彼にとっては敵を避けることではなく、敵に向かっていくことが道を開く答えだったのです。
このように意外なところに進むべき道があり、神様はそれを知っておられ、私たちに進ませようとしておられるのです。
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神様は正解のルートをあらかじめ知っておられます。
それは船の水先案内人(パイロット)が、水中に隠れた岩や浅瀬を知り、そこを避けながらあえて狭い曲がりくねったコースを選ばせるようなものです。
船長は港に入る際、事前にパイロットを陸から招き、乗船させます。
後は彼の言葉に信頼を置き、その指示に従い、船を動かすのです。
信仰の航海もそのようなものです。
私たちは熟練したパイロットに自分の人生という船に乗り込んでもらう必要があります。
その方は、人生の障害となる岩や、座礁となりかねない隠れた浅瀬を知っておられるのです。
私たちの主イエスこそ、その特別なパイロットであり、私たちの過去のすべてを知り、自分が自分を知っている以上に私たちのことを知る御方なのです。
「あなたはわが歩むをも、伏すをも探り出し、わがもろもろの道をことごとく知っておられます」
(詩篇139:3)
信仰を持って生きるとは、ヤマ勘や当てずっぽうで生きるような無責任な行為ではありません。
それは、あなたの心の願いや、夢、目標を知る神を、あなたが責任を持って信頼することなのです。
神は必ずあなたを正しい道へと導いて下さいます。
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神への信頼を持ち、必ず抜けられると信じ、与えられた課題に立ち向かって参りましょう。
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