今日のみ言葉【No.2603】(2021年 8月 4日)「つねにそのみ顔をたずねよ」
主とそのみ力とを求めよ。つねにそのみ顔をたずねよ。
(歴代志上16:11)
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今年の流行語大賞は「手のひら返し」に決まりだ、との声が上がっています。
あれほど「五輪中止」を叫んでいたマスコミが、始まった途端に「五輪賛歌」に変わったことへの皮肉です。
実際に蓋を開けてみると、開会式の視聴率は56%と予想を越えて高く、「声なき声」が数字に現れたのだと分析されています。
神の力も見えないところで備えられていて、人間が信仰を持って見出すようにと蓄(たくわ)えられているのです。
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今日の聖書箇所は、ダビデがエルサレムに神の契約の箱を設置したところです。
彼は大いに喜び、民に感謝を捧げさせています。
エルサレムという土地は、約束の地カナンに入ったイスラエルにとって未知の地でした。
もともとはエブス人の地で、難攻不落の要害として有名であったのを、ダビデが攻め落としてイスラエルの所有としたのです。
彼はここをイスラエルの中心としました。
神とまったく無縁の地エルサレム。
そこに神の契約の箱を置き、神との関係を新たにスタートする時、
「主とそのみ力とを求めよ。つねにそのみ顔をたずねよ」
(歴代志上16:11)
の態度が必要なのです。
その信仰に神は答え、あたかも以前から準備されていたかのように神のご計画が続々と表されていくのです。
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実はエルサレムは、ダビデよりはるか以前に、アブラハムが愛するひとり子イサクを神に犠牲として捧げようとした場所です。
「神は言われた、『あなたの子、あなたの愛するひとり子イサクを連れてモリヤの地に行き、わたしが示す山で彼を燔祭としてささげなさい』」
(創世記22:2)
このモリヤの地を聖書地図で調べてみると、エルサレム周辺の山々の地なのです。
エルサレムは標高800メートルの小高い丘に位置しますから、「わたしが示す山」とはまさにそのエルサレムかもしれません。
さらにそれは、ゴルゴタの丘だったのかもしれません。
アブラハムがそのひとり子のイサクを捧げようとしたことと、神がそのひとり子イエスを十字架で犠牲としたこと…。
それが同じ場所で行われたということ…。
偶然と言うには一致しすぎているのではないでしょうか。
ダビデを通してエルサレムが選ばれ、まったく新しいスタートだと思っていたら、数千年にわたる神の深いご計画の中で選ばれた地であったのです。
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私たちも積極的に、今ある場で、
「主とそのみ力とを求めよ。つねにそのみ顔をたずねよ」
(歴代志上16:11)
の態度で神の祝福を尋ね求めていきましょう。
神の愛の贈り物を見出す一日でありますように…。
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