今日のみ言葉【No.2584】(2021年 7月10日)「3つのチェック」
主よ、わたしをためし、わたしを試み、わたしの心と思いとを練りきよめてください。
(詩篇26:2)
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先日私はあるところに講師として出かけた際、ベルトをするの忘れて行ってしまいました。
会場に到着して気づいても後の祭りです。
幸か不幸か、お腹が出てきてウエストがぴったり(ギュウギュウ?)だったので、ズボンがずり落ちることなく、事なきを得ましたが、
「いつものことだからと甘く見たのが失敗の原因だった。やはり持ち物リストを作って毎回チェックしなければ」
と思わされました。
誠実に事に当たり、自分自身を振り返ることが神の前に必要です。
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ダビデは主の前に誠実にまじめに歩もうとしています。
その気持ちが
「主よ、わたしをためし、わたしを試み、わたしの心と思いとを練りきよめてください」
(詩篇26:2)
という祈りの言葉に現れています。
神様から試される以前に、彼の方から自分を試してくださいと言う積極的態度です。
チェックし、ダブルチェックし、最後にもう一度確かめる。
これが100%の完成を目指すために必要なことです。
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ベトナム戦争終期にロバート・シュラー師が立川にある米軍基地を訪れた時の話です。
当時、そこには戦争で負傷した兵士を最前線から運んで救助し、最終的に本国アメリカの病院に送る救護本部がありました。
担当責任の将官は、
「のべ数万件の負傷者を移送するのに、その最中に死亡したのは11人だけでした」
と誇らしげに語りました。
シュラー師は驚き、どうやってそれができたのかを尋ねると、
「我々はチェックし、ダブルチェックし、最後にもう一度チェックします」
という答が返ってきました。
まず、負傷者をヘリコプターに載せる前に、血圧や脈拍などのバイタルサインをチェックします。
離陸前にもう一度チェックして、大丈夫ならパイロットに
「離陸準備せよ」
と伝えます。
しかし、それだけでは終わりません。
さらにもう1分間待って、最後のトリプルチェックをするのです。
この3度めのチェックが、しばしば生存の鍵を握っているのだそうです。
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あなたにも何か注文したこと、人と約束したこと、配達が予想されることがあるでしょう。
チェックし、ダブルチェックし、最後にもう一度チェックしましょう。
成功の確率は、このチェック・ダブルチェック・トリプルチェックをすることで飛躍的に高まります。
祈りの中でもこれを行い、ダビデのように霊的にきよめられて参りましょう。
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