今日のみ言葉【No.2555】(2021年 6月 7日)「キリスト教イロハ(159)『預言者(3)』」

それゆえ、あなたは彼らに言え、主なる神はこう言われる、あなたがたは肉を血のついたままで食べ、おのが偶像を仰ぎ、血を流していて、なおこの地を所有することができるか。
(エゼキエル33:25)

——————

今日は2021年6月7日(月)で、東京オリンピックを開催するかしないか議論が沸騰しています。

読売新聞社が4〜6日に実施した全国世論調査では、「開催する」が50%、「中止する」は48%で、ほぼ拮抗状態。
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20210606-OYT1T50178/

現段階では、

「どちらも正しいという可能性を持っている」

としか言えませんが、1年後の6月7日なら、どちらが正しくてどちらが現状を読み違えていたかを知ることができるでしょう。

聖書に出てくる預言者の中でも、正しく神のメッセージを語った預言者と、民を誤った方向に導いた預言者、つまり偽預言者となった人たちの二通りがいました。

-*-*-*-*-*-*-

偽預言者と聞くと、

「ふっふっふ、イスラエルの民を滅ぼしてやるぜ!」

とつぶやく悪魔の手先のようなイメージを描きますが、それはテレビの子供番組に出てくるようなキャラクターです。

実際は至極まじめで情熱的な人々であったでしょう。

預言者と言われる人々は、いかに今の行動が将来の結果をもたらすかを民に向かって語り、また、いかに神の意志が歴史において働きつつあるかを示す人たちだったからです。

では、そのまじめな人たちが、正しい預言者と偽預言者に分かれたのはなぜでしょう?

それは現状分析の正確さの違いでした。

当時の人々の生活の仕方や社会情勢を正確に見極め、分析し、「神はこう言われる」とメッセージを告げたのが正しい預言者となりました。

一方、現状分析を誤り、民の悔い改めが必要な時に、「神の恵みがあるから今のままで大丈夫だ」と語った人たちが、結果として偽預言者となったのです。

-*-*-*-*-*-*-

今日の聖句のエゼキエルの預言では、

「あなたがたは肉を血のついたままで食べ、おのが偶像を仰ぎ、血を流していて」
(エゼキエル33:25)

と、イスラエルの民の現状を訴えています。

この状況では、アブラハムに約束された祝福はあなたがたには適用されない、とエゼキエルは語ったのです。

「なおこの地を所有することができるか」
(エゼキエル33:25)

逆に、これより50年後、バビロン捕囚によりイスラエルの民が悔い改めたと認められた時、イザヤにより

「あなたがたの父アブラハムと、あなたがたを産んだサラとを思いみよ」
(イザヤ51:2)

との預言が与えられ、アブラハムの契約があるから大丈夫だ、とエルサレムに帰還する人々を励ましたのです。

-*-*-*-*-*-*-

聖書の預言者は水晶玉を見つめる魔術師ではなく、現代社会を鋭く分析するジャーナリストのような精神を持った理性的な人々です。

私たちが現実を正しく受け止めた時、そのところで語ってくださる神のメッセージというものが必ずあります。

そこに耳を傾け、正しい歩みを続けて参りましょう。

-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-

※御言葉メールのスケジュールは、
・月曜と木曜…キリスト教イロハ
・火曜と金曜…ルカ福音書講解説教
・水曜と土曜…慰めと励ましの聖句シリーズ
となっております。

□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、 maruyama@mikotoba.org までどうぞ
■Webサイト mikotoba.org
■Youtube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/channel/UCXkISdmuTWhsbW1i4DNey6w

■御言葉メールの申込、停止は全て自動でなされます。下記メールアドレスに件名も本文も無い空メールを送信して下さい。

☆御言葉メールをお申し込みになりたい方は
reg@mikotoba.org
(仮登録メールが送られますので、その中のリンクをクリックして本登録となります)

★御言葉メールを停止したい方は
del@mikotoba.org