今日のみ言葉【No.313】(2012年 5月23日)

そこで、使徒たちや長老たちが、この問題について審議するために集まった。
(使徒15:6)

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使徒行伝では全く旧約聖書を読んだこともない異邦人がクリスチャンになりだしたことが書かれています。

すると、旧約聖書の伝統を守るユダヤ人クリスチャンたちから異論が噴出しました。

「あなたがたも、モーセの慣例にしたがって割礼を受けなければ、救われない」
(使徒15:1)

自分たちが一生懸命守っている旧約聖書のモーセの律法を、同じように新入りの異邦人クリスチャンたちにも守らせるべきだ、という主張です。

この問題について審議がなされました。

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結論は、神の恵み先行、ということです。

神様が恵みをもって異邦人をお救いになったのだから、神の恵みの業に人間の方が合わせていくべきだ、ということです。

例えて言えば、山の頂上まで登って素晴らしい景色を見るやり方のようなものです。

今までは一歩々々、汗を拭き々々、自分の足で登って山の頂上に辿り着くしかありませんでした。

しかし、新しく頂上までの道路が造られると、自動車でスイスイと短時間で行くことができます。

もちろん登山にも意義がありますが、出来るだけ多くの人に頂上からの景観を見せるのが目的とするならば、舗装道路を車で走っていくことの方が良いのです。

私たちは今恵みの時代に生かされています。

犠牲は既にキリストの十字架によって支払われ、神様への直線道路が切り開かれました。

その恵みを信じるだけで救われ、頂上からの素晴らしい景色を見ることが出来るのです。

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新しい生き方に自分をセットする一日として参りましょう。

使徒,御言葉

Posted by maruyama