今日のみ言葉【No.3165】(2023年 8月31日)「ヤコブの結婚生活(1)」
主はレアがきらわれるのを見て、その胎を開かれたが、ラケルは、みごもらなかった。
(創世記29:31)
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夫が妻に嫌われる。
妻が夫に嫌われる。
この状態のまま結婚生活を維持するなど、大変すぎて考えられません。
レアはヤコブに嫌われていたように見えますが、本当のところはどうだったのでしょう?
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「主はレアがきらわれるのを見て」
(創世記29:31)
とは、ヤコブがレアを嫌いで嫌いでどうしようもなかったということではありません。
これは優先順位の問題です。
ヤコブは姉のレアではなく、妹のラケルを妻としようとしましたが、ラバンの企みによってレアも妻としなければならなくなりました。
彼の結婚生活は最初からいびつな状態で始まったのです。
床を一緒にする回数も、ラケルとの方が多く、レアとの数は少なかったはずです。
新共同訳聖書では
「主は、レアが疎んじられているのを見て」
とありますが、こちらの方がより正確な訳だと考えられます。
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しかし、レアの方が妊娠し、ラケルは不妊の状態が続きます。
しかも、レアの4人の子、ルベン、シメオン、レビ、ユダのうち、レビ族には祭司職が、ユダ族には王権が与えられます。
そして、ユダ族からダビデ王が生まれ、その子孫として救い主イエス・キリストが誕生します。
目に障害があり、妹と比べて美しさに劣り、夫に疎んじられ、寂しい思いをさせられた弱者がレアです。
しかし、神のご計画はレアを通して進められるということは、何と不思議なことでしょう。
私たちも欠けがあったり、人に馬鹿にされたり、時には虐げられるような思いをする時があります。
しかし、主なる神の目は、その私たちを見ているということを忘れないでいたいものです
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どんな時も神様は見ておられることを覚える今日として参りましょう。
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