今日のみ言葉(2012年 3月8日)【No.258】

2012年3月10日

そしてそのとおりにしたところ、おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになった。
(ルカ5:6)

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シモン・ペテロは大変俗的な一面を持った人間でした。

彼にとっては、神の言葉を聞くより魚1匹とれる方が大事だったのです。

その証拠に、ペテロの姑が熱病の時、癒して下さいと頼んだのは彼ではなく周囲の人々でした。

また、今日のルカ5章の記事でも、群衆がイエス様から神の言葉を聞こうと集まってきた時、彼は、

「舟からおりて網を洗っていた。」

とあります。

いわば、神に背を向けていた人だったのです。

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そのペテロがどうして信仰に入るようになったかというと、今日の聖句の、

「おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになった」

という体験をしたからです。

信仰が始まるのは、自分の常識がひっくり返されるような体験をした時からです。

神が私の生活に介入した時です。

ペテロにとっては、一晩中漁をして一匹も獲れなかったのに、網が破れそうになるくらいの大漁を経験したというその事実です。

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神の介入に出会うためにはどうしたらいいのでしょうか?

そのためには、

「そしてそのとおりにしたところ」

という言葉がキーポイントです。

「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」

というキリストの言葉に対して、ペテロは、

「先生、わたしたちは夜通し働きましたが、何も取れませんでした。」

と、一旦は抵抗を示します。

しかしその後すぐに、

「しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう」

と、イエス様の言葉通りに行いました。

これが彼の人生を変えたのです。

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私たちが神の言葉を疑うのは当然のことです。

本当にそうか、嘘ではないのか、とクリスチャンの先輩に尋ねるのも当たり前です。

しかしどんなに素晴らしいクリスチャンからも、ピッタリと納得の出来る答えは出てきません。

あなたが真に「なるほど」と思える答は、

「そしてそのとおりにしたところ」

という行動の後に与えられるのです。

そこで私たちは今も生きておられる神に触れ、その神に触れたところから、何物にも揺り動かされない信仰生活がスタートするのです。

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神の言葉を聞き、その通りにしてみましょう。

信仰のエンジンがかかり出します。

ルカ,御言葉

Posted by maruyama