今日のみ言葉(2012年 3月8日)【No.258】
そしてそのとおりにしたところ、おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになった。
(ルカ5:6)
——————
シモン・ペテロは大変俗的な一面を持った人間でした。
彼にとっては、神の言葉を聞くより魚1匹とれる方が大事だったのです。
その証拠に、ペテロの姑が熱病の時、癒して下さいと頼んだのは彼ではなく周囲の人々でした。
また、今日のルカ5章の記事でも、群衆がイエス様から神の言葉を聞こうと集まってきた時、彼は、
「舟からおりて網を洗っていた。」
とあります。
いわば、神に背を向けていた人だったのです。
-*-*-*-*-*-*-
そのペテロがどうして信仰に入るようになったかというと、今日の聖句の、
「おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになった」
という体験をしたからです。
信仰が始まるのは、自分の常識がひっくり返されるような体験をした時からです。
神が私の生活に介入した時です。
ペテロにとっては、一晩中漁をして一匹も獲れなかったのに、網が破れそうになるくらいの大漁を経験したというその事実です。
-*-*-*-*-*-*-
神の介入に出会うためにはどうしたらいいのでしょうか?
そのためには、
「そしてそのとおりにしたところ」
という言葉がキーポイントです。
「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」
というキリストの言葉に対して、ペテロは、
「先生、わたしたちは夜通し働きましたが、何も取れませんでした。」
と、一旦は抵抗を示します。
しかしその後すぐに、
「しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう」
と、イエス様の言葉通りに行いました。
これが彼の人生を変えたのです。
-*-*-*-*-*-*-
私たちが神の言葉を疑うのは当然のことです。
本当にそうか、嘘ではないのか、とクリスチャンの先輩に尋ねるのも当たり前です。
しかしどんなに素晴らしいクリスチャンからも、ピッタリと納得の出来る答えは出てきません。
あなたが真に「なるほど」と思える答は、
「そしてそのとおりにしたところ」
という行動の後に与えられるのです。
そこで私たちは今も生きておられる神に触れ、その神に触れたところから、何物にも揺り動かされない信仰生活がスタートするのです。
-*-*-*-*-*-*-
神の言葉を聞き、その通りにしてみましょう。
信仰のエンジンがかかり出します。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません