今日のみ言葉(2012年 3月3日)【No.254】
わたしたちの間に成就された出来事を、最初から親しく見た人々であって、
(ルカ1:1)
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ルカによる福音書の記者ルカは医者です。
医師という職業にふさわしく、イエス・キリストの生涯が客観的に書かれているのがこの福音書の特徴です。
その冒頭が今日の聖句なのです。
ここに彼の信仰告白が書かれています。
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「わたしたちの間に成就された出来事」とはイエス・キリストが救い主としてこの世に到来したことです。
と同時に、それは旧約聖書の預言が成就したことも意味します。
神が私たち人間の世界に入ってこられたのです。
神に対する私たちの思いの大小がどうあれ、それに影響されることなく、神が人間に近づいて来られたのです。
私たちが神を喜ばせてその見返りとしての御利益を何とか得ようとすると、神がぼやけて見えます。
キリスト教の視点とは、既に神が私たちにこれほどまで近づき、働きかけて下さった、ということを見るのです。
それがつまり、「わたしたちの間に成就された出来事」なのです。
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そういう気分になれない人のためにアドバイスを少し。
●好きなゴスペルソング・讃美歌を歌いましょう。
自動的に愚痴や否定的発言は止められます。また、歌詞の内容自体が信仰告白なので信仰の歩みが一歩始められます。
●「ハレルヤ!」と一声挙げてみましょう。
「ハレルヤ!」とは「主をほめたたえよ!」という意味です。言ってみるだけで心の何かが変わります。
いずれも停滞して一歩も進まないあなたが、ゼロではなく、1ミリでも進むための手段です。
一歩でも進めたら良しとしましょう。
そして進み出したら、完璧を狙わず、8割出来たらOKとしましょう。
神と共に歩むことが大切なことなのです。
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あなたの一日が既に神の御手に記されていることを覚えて参りましょう。
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