今日のみ言葉【No.2196】(2020年 2月 8日)「越冬野菜のように」

2020年2月8日

こうして、あなたがたの信仰はためされて、火で精錬されても朽ちる外はない金よりもはるかに尊いことが明らかにされ、イエス・キリストの現れるとき、さんびと栄光とほまれとに変るであろう。
(第1ペテロ1:7)

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雪国では「越冬野菜」なるものがあります。

雪の下から掘り出す野菜のことで、これが意外なほど新鮮で、しかも甘味が強く感じられます。

そのからくりはこうです。

雪で作ったかまくらの中に入ると、ホワンとした暖かさを感じます。

雪が天然の断熱材の役割を果たし、外部の冷気を遮断するので、温度がどんどん下がるということはないのです。

雪の下では温度は0度前後に保たれており、また湿度は程よく一定。

0℃前後の寒さの中だと、キャベツ等の野菜は自分の身が凍結するのを防ぐために糖度を高め、細胞を守る反応をするのだそうです。

試練の中にあるクリスチャンは、この越冬野菜のように甘味と新鮮さを保つ者となると聖書は約束しています。

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ペテロの第1の手紙は、迫害によって各地に散らされたクリスチャンを励ますために書かれた手紙です。

彼らは

「今しばらくのあいだは、さまざまな試錬で悩まねばならない」
(第1ペテロ1:6)

という状態に置かれています。

ペテロはこれを、不幸だとか運が悪かったのだと考えることはせず、

「こうして、あなたがたの信仰はためされて」
(第1ペテロ1:7)

いるのだと解釈しています。

何よりも離散したクリスチャンたちが

「あなたがたは大いに喜んでいる」
(第1ペテロ1:6)

という状況にあるという知らせをペテロが受けていたことが注目に値します。

これはキリスト再臨の信仰です。

「イエス・キリストの現れるとき、さんびと栄光とほまれとに変るであろう」
(第1ペテロ1:7)

イエス・キリストが預言された通り、この世にもう一度戻って来られ、正しい裁きをなし、信じた者たちに永遠に変わることのない祝福を与えてくださるという希望をこの時代のクリスチャンたちは明確に持っていたのです。

私たちは試練を通し、このような思いを持つ強靭な者へと変えられていきます。

それは雪の下で冬を越す野菜のように、静かに、僅かずつですが甘味を増す人格となり、日々神への思いを新たにする者として成長していくということなのです。

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先日、キリシタンについて書いた御言葉メールを読まれた方から質問が届きました。

「そこまで信仰をつらぬける力とはなんなのだろう」

私は今一度北山原殉教の資料を読み返しましたが、「キリストの愛と永遠の命の希望」という、言葉にすると極めてありきたりな答だけが私の力で読み取れる全てでした。

しかし、他の誰もが感じなかったのに、この方だけが心に触れたということは、400年前のキリシタンたちの信仰と共通する何かがあり、同じ波長のもの同士が共振して響き合ったがゆえの質問だな、と直感しました。

そこで、

「信仰を貫ける力とは何か、という質問が出るということは、ご自分の中にそのように命を賭けてでも信仰を貫き通したいという思いがあるということです」

と書き送り、その方のために祈らせていただきました。

もしあなたが、過去のクリスチャンたちが試練を通った話や殉教の話に心震えるとすれば、それは臆病で逃げ回る弱さのしるしではなく、あなたも同じように試練に立ち向かっていきたいという意欲の現れです。

あなたの中にも同じように「火で精錬されても朽ちる外はない金よりもはるかに尊い」信仰の芽が、雪の下の土の中から出る準備をしているのです。

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信仰の試練をじっと耐え抜く今、天からの助けと支えがありますよう、祈ります。

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Posted by maruyama