今日のみ言葉【No.2327】(2020年 7月30日)「キリスト教イロハ(89)『主の祈り(2)』」
天にいますわれらの父よ、
(マタイ6:9)
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私の故郷の米沢には上杉神社があります。
私にとって神社とは、子供の頃の遊び場であり、初詣とお祭りの時に特別に賑わう楽しい場所でした。
そこに戦国の武将、上杉謙信が祀られていると知ったのは相当後のことです。
二十歳を過ぎると批判的精神が湧き、
「へー、上杉謙信にお参りすると願いがかなうのか」
と考え出したのは、お賽銭を出すのが惜しかったからです。
それでも、
「こんな良い場所をこれからもずっと維持していただけますように」
という環境保守料的な理由をつけて百円玉くらいを投げ入れていました。
誰に向かって祈るのか、ということはとても重要です。
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イエス様が教えられた主の祈りの最初は、呼びかけです。
「天にまします我らの父よ」
本当に私たちの祈りを聞き、その祈りに応じて総合的に働かれ、最善をなして下さる力のある方に祈らなければ、私たちの祈りはただのつぶやきに終わってしまいます。
「祈り心があれば何に祈っても良いのだ。祈ることが尊いのだ」ということではないのです。
使徒パウロは、祈りの対象は
「この世界と、その中にある万物とを造った神」
(使徒17:24)
であるとアテネの人々に語りました。
そしてイエス様は、その神こそ
「天にいますわれらの父」
(マタイ6:9)
なのだと教えられました。
誰に対して祈るべきか?
それは天地万物の創造主なる神です。
これが聖書が出す答えです。
そして、さらに、イエス様はその神は我らの父なのだと教えられました。
実はこれは驚天動地とも言える革命的教えです。
その理由は次回に続きます。
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本当に私たちの祈りを聞いてくださる方に祈る今日として参りましょう。
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