今日のみ言葉【No.3395】(2024年 7月 1日)「生活の処方箋(147)『視点を変える』」
「見よ、わたしはすべてのものを新たにする」
(黙示録21:5)
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なぜ、相手は自分のことをわかってくれないのだろうか、と自分の方からだけものを見るのではなく、相手の方からものを見ると、見事に問題が氷解することがあります。
視点を変えて見るということは、人生の気づきの中で最も大きなエネルギーをもたらします。
生きていたのではなく、生かされていたと、思いを変えることで、不可能と思えることが可能になるものです。
昔、ある人が、殿様から
「灰で縄(なわ)を綯(な)ってこい」
と言われました。
触っただけで崩れてしまう灰で、縄はなかなか作れません。
しかし、
「人は生きているのではなく、生かされている」
と考えて生きていた人は、難なくその問いに応じたのです。
縄をきつくきつく綯い、それを上手に燃やし、灰の縄を持って行ったのです。
視点を変えて見るということは、不可能と思うことも、可能とする道です。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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人生は死で終わり、世界は破滅に向かって進んでいる…。
そう思っている方はおられませんか?
聖書は確かに世の終末があることを教えています。
しかし、終わった先に新しい世界が用意されているとイエス・キリストは語られました。
「見よ、わたしはすべてのものを新たにする」
(黙示録21:5)
人生は死で終わり、肉体は土に還って目に見える所からはなくなります。
しかし、キリストを信じる者にはその先に復活があり、永遠の人生がもうすでに始まっているのです。
この世界もいったんは終わりますが、その先に新天新地が造られます。
「わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった」
(黙示録21:1)
この聖書の約束に基づいた新しい見方で現在を見、生きるのです。
するとそこには人間の想像を遙かに越えた祝福の世界が広がっていきます。
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徳川幕府の時代、キリシタン禁令で日本各地に殉教者が現れました。
山形県米沢市には北山原殉教遺跡があります。
上杉藩の上級武士である甘糟右衛門はじめ、57名のキリシタンが処刑された地です。
彼らの信仰を受け継ぐ者は途絶え、キリスト教信仰はなくなり、ただ伝説だけが残りました。
しかし、その徳川幕府にも終わりの時が訪れ、明治維新となり、海外からキリスト教の宣教師たちが再び日本にやってくる時代となりました。
北山原の殉教から300年後の昭和3年、カトリックの神父によりここが間違いなく殉教の地だと確認され、荒れ地となっていた北山原は貴重な遺跡として整備されるようになりました。
それだけではありません。
地元の郷土史の教科書にもこのことが記載され、米沢に生まれ育った人はキリスト教に尊敬の念を抱き、受容的です。
そして、甘粕右衛門の屋敷跡地を子供時代の遊び場として過ごした私が、この御言葉メールをあなたに届けているのです。
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神を信じる世界には
「見よ、わたしはすべてのものを新たにする」
(黙示録21:5)
とされる未来があるのだと視点を変え、今日の一日の生き方を決めて参りましょう。
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