今日のみ言葉【No.2277】(2020年 5月25日)「キリスト教イロハ（72）『シャローム』」
わたしは主なる神の語られることを聞きましょう。主はその民、その聖徒、ならびにその心を主に向ける者に、平和を語られるからです。
（詩篇85:8）
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「こんにちは」と「こんにちわ」ではどちらが正しい表記でしょうか？
結論から言うと、「こんにちは」の方が正解です。
というのは、「こんにちは」は漢字で書くと「今日は」であって、実は「今日は良い天気ですね」等の文章の後半部分が省略されて挨拶の言葉となったと考えられるからです。
さて、「こんにちは」に対応するイスラエルの言葉は「シャローム」です。
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シャロームとはユダヤ人が挨拶をする時の言葉です。
ただし、日本での「こんにちは」という感覚とはちょっと違います。
なぜなら、シャロームの意味は「平安」だからです。
ですから、「シャローム！」と挨拶の言葉を投げかけるということは、相手に
「あなたに平安がありますように」
と言っているということになります。
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神は私たちに「シャローム！」と語っていてくださいます。
「わたしは主なる神の語られることを聞きましょう。主はその民、その聖徒、ならびにその心を主に向ける者に、平和を語られるからです」
（詩篇85:8）
この平和の基礎は神から与えられた「和解」です。
「そして、その十字架の血によって平和をつくり、万物、すなわち、地にあるもの、天にあるものを、ことごとく、彼によってご自分と和解させて下さったのである」
（コロサイ1:20）
キリストの十字架によって罪が帳消しにされた人は、父なる神と和解しています。
ですから、何のわだかまりもなく神様と付き合えるのです。
これが「シャローム」という語が持っている「平安」という意味であり、この平安があるところに「平和」が実現するのです。
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神が「シャローム」と語ってくださるのですから、私たちも「シャローム」と返す今日として参りましょう。
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