今日のみ言葉【No.2934】(2022年10月27日)「イサクの誕生(1)」
主は、さきに言われたようにサラを顧み、告げられたようにサラに行われた。
(創世記21:1)
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私の父は貧しい家の五男として生まれ、産みの母親はまもなく亡くなり、里子に出され、学校を卒業後、ゼロから事業を起こした人です。
口癖は、「信用が大事」でした。
どこの馬の骨かわからない男が注文を得るには、小さなひとつひとつの仕事を忠実に、正確に行い、期日を守り、そうやって得た信用を元手にして次の注文を得てきたのです。
無から有を生み出すには、その「信用」を築き上げなければなりません。
神がアブラハムとの間に築き上げたのは、その信頼関係です。
具体的にはイサクという子が生まれるという約束の成就です。
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神の約束はいつ成就するかわかりませんが、必ず成就します。
神の真実性は、イサクの誕生となって現れます。
「主は、さきに言われたようにサラを顧み、告げられたようにサラに行われた」
(創世記21:1)
ここで、「さきに言われたように」とあるのは、創世記17章、18章で神が言われたことです。
その言葉通り、
「サラはみごもり、神がアブラハムに告げられた時になって、年老いたアブラハムに男の子を産んだ」
(創世記21:2)
となりました。
この時、アブラハム100歳、サラは90歳。
イサクの誕生は神によってなされた奇跡なのです。
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アブラハムは75歳の時に神の声を聞き、約束の地カナンに向かって出発しました。
子孫繁栄の約束はその時に受けましたが、それから25年間、彼は待たなければなりませんでした。
その間、アブラハムが神に対して取る思いや行動は、常に100点満点の答えだったかというと、そうではありません。
学生がテストの答案を書く時、とんでもない間違いや、ケアレスミス、全く手が出ない問題等があるように、アブラハムが取った行動は神の御心とは違う時もあり、約束の成就が危ぶまれる時も何度かあったのです。
しかし、その都度、神の助けがあり、イサクという子が与えられることで神の約束は確かであったと確認できたのです。
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神の約束を信じて始める人生は、その約束がなるか成らぬかわからない状況をくぐらされます。
決して右肩上がりの一直線の安定した成長ではないのです。
揺さぶられる中で信仰が試され、最後には必ず成就することを覚え、今日のチャレンジに向かってまいりましょう。
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