今日のみ言葉(2011年7月2日)【No.104】
「しかし、わたしが与える水を飲む者は、いつまでも、かわくことがないばかり
か、わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠の命に至る水が、わき
あがるであろう」。
（ヨハネ4:14）
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今日の聖書個所に出てくるサマリヤの女は、生活のための水を井戸に汲みに来ま
した。彼女は水汲みの重労働をする人なら誰でも避ける暑い真昼の12時を選んで
来たようです。
それには理由があります。口うるさい村の女たちの噂話の種になることを嫌い、
人々と会うのを避けたかったからです。
彼女にはかつて5人の夫があり、現在一緒に住んでいる男性とも正式に結婚して
いるわけではありませんでした。
人々から逃げ、現実から逃げていった先にキリストが待っていることは不思議な
ことです。神の愛のご計画としか言うことが出来ません。
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彼女は「生活のための水」が必要だと思っていました。
しかし、彼女が本当に必要としているのはキリストが与える「命の水」でした。
それは、過去や現在にどのようなことをしていたかという「行為」とは一切関係
なく、ただあなたのそのままの「存在」が素晴らしい、というメッセージです。
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イエス・キリストは彼女の男性関係のことをたしなめたり、直そうとしたりはな
さいませんでした。
そのありのままを告白した彼女を、そのままそっくり何事もなく受け入れられた
のです。
「女は答えて言った、『わたしには夫はありません』。イエスは女に言われた、
『夫がないと言ったのは、もっともだ。あなたには五人の夫があったが、今のは
あなたの夫ではない。あなたの言葉のとおりである』」
（ヨハネ4:17-18）
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心癒され、過去が赦された恵みに浸ったサマリヤの女は、今まで避けてきた現実
に、むしろ進んで向かっていく力が与えられました。
「この女は水がめをそのままそこに置いて町に行き、人々に言った、『わたしの
したことを何もかも、言いあてた人がいます。さあ、見にきてごらんなさい。も
しかしたら、この人がキリストかも知れません』。」
（ヨハネ4:28-29）
永遠の命に至る水を与えられた者から、その水が泉となって流れ出した瞬間でし
た。
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過去は変えることは出来ません。しかし、ありのままの自分を受け入れて下さる
キリストの愛を心に迎え入れると、今までとらわれていた過去から解放され、む
しろ宝物として見えてくるのです。
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神はあなたに豊かな命を注いで下さいます。いっぱいに満たされる一日を心がけ
て参りましょう。