今日のみ言葉【No.2193】(2020年 2月 5日)「あなたがホッとする居場所」
主はしえたげられる者のとりで、なやみの時のとりでです。
(詩篇9:9)
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「あなたがホッとする居場所」というタイトルで講演会をしたことがあります。
ご自分にとってはどんな場所でしょう。
電話もスマホのアラームも鳴らず、一切ストレスを感じない心地よい場所でしょうか。
聖書では主なる神こそ「あなたがホッとする居場所」だと言っています。
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今日の聖句では「とりで」という語が出てきます。
とりでは時代劇や歴史物の映画で見るくらいですが、そこに入ればまず安心と言える堅固な建造物を思い浮かべていただければ良いと思います。
人生で悩みに苦しむ時、また、理由もなく不利な立場に置かれる時、そのような時は「とりで」なる主を避け所とし、そこに逃げ込むのです。
「主はしえたげられる者のとりで、なやみの時のとりでです」
(詩篇9:9)
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するとどうなるのでしょう?
あなたはもう自分を攻撃する者はないと知り、ホッと安心し、いつもの自分を取り戻します。
平常時の自分に戻るとは、
「ああ、そうだった。主は私の状況のすべてを知っておられるのだ」
という神の存在にあらためて気づかされるということです。
「神様、一体この私をどうなさろうとするおつもりなのですか?私を捨てないで下さい!」
と、もがいていたところから、
「いや、そうではない。私はすでに神に知られている存在なのだ」
という心境に、ストンと落ちるのです。
「主は恵み深く、なやみの日の要害である。彼はご自分を避け所とする者を知っておられる」
(ナホム1:7)
「自分が、自分が」と我力しか頼るものが見えないところから、神の守りの中で動かされている私という大きな世界の中で物が見えるようになってきます。
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やがて、とりでから出される時が来るでしょう。
その時は、主が共におられると常に自分に言い聞かせ、必死になって事に当たるのです。
自分を見失いそうになったら、またとりでに戻れば良いのです。
力づけられ、再び現実にチャレンジし…、の繰り返しが人生です。
時を経て自分の人生を振り返った時に、確かに主は共におられ、悩みの時のとりでとなったと告白する時がきっとやって来ることでしょう。
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主なる神のもとでホッとするひとときを持つ今日として参りましょう。
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