今日のみ言葉【No.2187】(2020年 1月29日)「力強い祈り」
どうか、わたしたちの主イエス・キリストご自身と、わたしたちを愛し、恵みをもって永遠の慰めと確かな望みとを賜わるわたしたちの父なる神とが、あなたがたの心を励まし、あなたがたを強めて、すべての良いわざを行い、正しい言葉を語る者として下さるように。
(第2テサロニケ2:16-17)
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有名なジャーナリストの大宅壮一氏が新聞社から論評を求められた時、
「君、欲しいのは賛成意見かね、それとも反対意見かね」
と言ったそうです。
どの視点、どの立場からも見て意見を述べることができる知的巨人のエピソードです。
世界の行く末に関して、楽観的見方も悲観的見方もあります。
聖書は一貫して終末時に信ずる者には希望があると伝えています。
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テサロニケ人への手紙は、イエス・キリストが自分たちが生きている間にすぐにでも再臨すると信じていた人々向けに書かれた手紙です。
パウロはこの手紙の中で、イエス様を信じて罪赦された者は大患難時代の直前に携挙され祝福にあずかる、と明確に書いています。
クリスチャンにとって世界が終末に向かうことは恐怖ではなく、そこから救われる約束があるのだから希望なのだとパウロは力強く語っているのです。
聖書ではクリスチャンの集合体である教会を「花嫁」と呼び、キリストを「花婿」としています。
ですから、再臨は花婿キリストと花嫁である教会との結婚式にあたります。
再臨が希望であり祝福であるとはそういう意味です。
そして、それまでの間、花婿との間の純潔を守らせるためのパウロの祈りが今日の聖句なのです。
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この箇所では、神は
「わたしたちを愛し、恵みをもって永遠の慰めと確かな望みとを賜わる」
御方だと明らかにしています。
そして、この方が
「あなたがたの心を励まし、あなたがたを強めて、すべての良いわざを行い、正しい言葉を語る者として下さる」
ように祈る、というのがパウロの祈りです。
私たちが生きている背後に、このような祈りが積まれているとは何と心強いことでしょう。
あなたがこの御心に同意し、その方向に自分自身を進めようとする時、神がその大いなる力を発揮されることを実生活の中で体験されることでしょう。
なぜなら、この祈りは神の御心と一致しているからです。
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私たちは実体のない希望を探す者ではなく、実体のある希望に支えられる者です。
キリストとの純潔を守り、希望を持ち続ける者として生きて参りしょう。
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