今日のみ言葉【No.2141】(2019年11月11日)「キリスト教イロハ(28)『カタコンベ』」

2019年11月11日

カタコンベ内の魚と錨の絵

この望みは、わたしたちにとって、いわば、たましいを安全にし不動にする錨であり、かつ「幕の内」にはいり行かせるものである。
(ヘブル6:19)

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「車を買ったのでお祈りして下さい」と頼まれる時があります。

その時に記念としてマグネット式のお魚のステッカーをプレゼントに差し上げることにしています。

ただしこれは日本の神社でもらうような交通安全の御守にはなりません。

貼っていた私が交通事故に遭ったことがそれを証明しています!

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魚の絵は古代からクリスチャンのシンボルとして知られています。

ローマ帝国の迫害下にあった初期キリスト教徒たちは、秘密裏に礼拝する場所のしるしとして魚の絵を用いました。

「イエス キリスト 神の 子 救い主」というギリシャ語の頭文字5つを取って読むと、イクスースとなり、それが「魚」を表す語となっていたからです。

また、「アンカークロス」という船の錨(いかり)の中に隠された十字架のシンボルも有名です。

これらは「カタコンベ」と呼ばれる地下墓室の天井や壁に描かれています。

彼らの礼拝は人目につかない地下の墓室で行われていたからです。

カタコンベという語はローマの聖セバスティアン教会の地下墓室から一般化し、同じような場所はイタリア、小アジア、スペインなど広範囲に渡って散在していることが確認されています。

その当時のキリスト教徒たちの生活は実に不安定で先の見えないものでしたが、彼らはイエス・キリストへの信仰によって希望と安定を見ていました。

「この望みは、わたしたちにとって、いわば、たましいを安全にし不動にする錨であり、かつ『幕の内』にはいり行かせるものである」
(ヘブル6:19)

2000年たった今、その信仰によって描いた未来は現実のものとなり、何十億という人々の魂が救われているという状況にあります。

彼らが地下の墓室の骸骨の前にいながら、復活と永遠の命を信じ、望みを描いたように、私たちも「もう終わりだ」という現実に直面しながら、信仰によって希望を抱いていくことができるのです。

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天文学の発展によって18世紀に太陽系の惑星のひとつである天王星が発見されました。

ところがこの星はニュートンの万有引力の法則に従っていないという観測結果が出されました。

おかしい?なぜ?ニュートンは間違っていたのか?

二人の数学者、アダムスとルヴェリエはこの美しい法則は必ず成立しているはずだと考え、

「天王星の彼方に、当時まだ観測できなかった星(海王星)の存在を仮定すれば、万有引力の法則が成立することを予言した」
(『科学者は神を信じられるか』、ジョン・ポーキングホーン著、講談社、P20)

のです。

法則に合っていないからといって、法則が成立していないというわけではありません。

私たちが、実はそこにあって、まだ見えていない事実を確認していないだけなのです。

この二人の数学者は、あると信じて真理を証明しました。

クリスチャンは、希望が見えないところに、神の御心に沿った希望はあると信じて進み、そして実際にその希望が現実となる世界を歩むように生かされているのです。

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神によって与えられている希望をしっかりと抱き、それが成った未来を描きつつ、今日の一歩を進めて参りましょう。

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