今日のみ言葉【No.2132】(2019年10月30日)「勝利者」

2019年10月30日

2008年10月28日放映、日本テレビ「誰も知らない泣ける歌」
小坂 忠「勝利者」

これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている。
(ヨハネ16:33)

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「失敗しないとわかっていたら、どんなことをしてみたい?」

リーダー・シップの権威であり、世界一のメンターとして知られるジョン・C・マクスウェルの書名ですが、なかなかうまい日本語題名にしたものです。

この質問によって、燃えるような夢がかき立てられたり、隠れていた自分の目標を見出す人もいるでしょう。

ところで、原題は

“Sometimes You Win, Sometimes You Learn ; Life’s Greatest Lessons Are Gained from Our Losses"
(うまく行く時もあれば、学ぶべき時もある。人生で最も大事なレッスンは損失・敗北から得られる)

というもので、失敗しないことではなく、失敗こそ最も有益な体験だと言っています。

イエス様は、はっきりと

「あなたがたは、この世ではなやみがある」

と言っておられます。

しかし、そこを通して最後には勝利を得ると語っておられます。

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今日の聖句は十字架につく直前の最後の晩餐で語られています。

これをは訣別説教と言われています。

人は自分の死を前にした時、最も大事なことを伝えたいと願いますが、それと同じでイエス様は地上生涯の最後に弟子たちに最も大事なことをお話しなさったのです。

ところがそれは、これからあなたがたは迫害を受けて大変苦労するよ、という内容でした。

「人々はあなたがたを会堂から追い出すであろう。更にあなたがたを殺す者がみな、それによって自分たちは神に仕えているのだと思う時が来るであろう」
(ヨハネ16:2)

しかしイエス様は、

「これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである」
(ヨハネ16:33)

と言われます。

これから悩みの日々があることをあからさまに話せるのは、その先の勝利が確定しているからです。

「あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」
(ヨハネ16:33)

勝利があることを信じ、なやみの中で平安に生きていくように心を定めなさいということです。

地上の人生を生きていく時に、失敗や悩みの中を数多く通されますが、それを通して偉大な教訓をいくつも学び、最後には失敗者ではなく勝利者として立っている。

だから今の悩みの中でも平安でいられる。

それが神を信頼して生きるクリスチャンの人生なのだとイエス様は保証しておられるのです。

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かつてゴスペルシンガーの小坂忠さんがテレビの地上波で出演したことがあります。

●小坂 忠「勝利者」誰も知らない泣ける歌

オリンピック史上初の女子マラソンで、脱水症状でフラフラになりながら完走したアンデルセン選手の姿からインスピレーションを受けて作られた曲です。

私たちもこの曲から神が教える勝利者のインスピレーションを得たいものです。

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「勝利者」作詞・作曲 小坂忠

何が苦しめるのか
何が喜びを 奪い去るのか
心の中には いつでも
嵐のような戦いがある

勝利者は いつでも
苦しみ悩みながら
それでも 前に向かう

君がつまずいた時
失望の波に 揉(も)まれていた時
君は一人でいたんじゃない
君を支えていた 誰かがいた

勝利者はいつでも
苦しみ悩みながら
それでも前に向かう

どんな力も神の愛から
君を離すことなどできない

勝利者はいつでも
傷つき悩みながら
それでも前に向かう

勝利者はいつでも
苦しみ悩みながら
それでも前に向かう

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「わたしはすでに世に勝っている」と言われるイエス様の言葉を信じ、今日も勇気を出して歩んで参りましょう。

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