今日のみ言葉【No.2123】(2019年10月18日)「神の国問答(6)」

2019年10月18日

「財産のある者が神の国にはいるのは、なんとむずかしいことであろう」
(マルコ10:23)

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「肉は体に悪い」という誤った知識を信じて、かえって健康を損ねている人がいます。

肉には人体で合成できない必須アミノ酸がバランスよく含まれているので、一日200gを摂取するのが標準なのだそうです。

肉はダメで野菜が良い、あるいは、野菜がダメで肉が良いという単純な二元論ではうまく行きません。

財産と神の国の関係についても同じようなことが出てきます。

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今日の聖書箇所を

「金持ちは地獄に行き、貧乏人は天国に迎え入れられる」

等の単純な考え方をしていると、本当の意味が見えなくなります。

財産があること、あるいは無いことは神の国に入ることとは全く無関係です。

イエス・キリストに信頼を寄せていれば、金持ちも貧乏人も天国に入ります。

救いは信仰のみで与えられるからです。

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イエス様が

「財産のある者が神の国にはいるのは、なんとむずかしいことであろう」
(マルコ10:23)

と言われたのは、人生を支えているものは財産だと人は思い込みやすいからです。

それほどお金は人にほとんど何でもできるような力を与え、自由自在に事を運ばせます。

簡単な例を挙げれば、新幹線のグリーン車席にゆったり座って移動するのと、満員の自由席車両でずっと立っているのとではどちらが快適で、またその時間を有効に使えるでしょうか。

お金を使って自分の思い通りのことができていれば、神の支配などには思いも至らないのが人間なのです。

ですから、むしろお金に不足している方が神の導きに敏感になり、何の抵抗も出来ない分、神の支配の中に自分が入れられているのだということがわかり、真剣に生きねばならない中で楽しさを味わうものです。

まとめます。

(1)財産と神の国の関係

これは全く無関係というのが答です。

ただし、財産がある人は財産がこびりついて神の支配が見えにくくなります。

その点を突いて、イエス様は

「財産のある者が神の国にはいるのは、なんとむずかしいことであろう」
(マルコ10:23)

とおっしゃったのです。

お金と貧乏の両方から解放される道は、神への信頼を選び取ることです。

「空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか」
(マタイ6:26)

ここに平安と神の国があるのです。

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お金に頼る必要のない神の国の平安を味わって参りましょう。

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