今日のみ言葉【No.2110】(2019年10月 2日)「レフト・ビハインド」
だから、あなたがたは、今しているように、互に慰め合い、相互の徳を高めなさい。
(第1テサロニケ5:11)
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「レフト・ビハインド」はキリスト再臨後の世界を描いた映画で、ニコラス・ケイジ主演ですからDVDが販売されていますし、レンタル店でも置いてあります。
●映画『レフト・ビハインド』予告編(Youtube)
さてその評価ですが、日本では軒並み低評価です。
無理もありません。聖書を知らなければ荒唐無稽なトンデモ作品として映るからです。
今日の聖句はこのキリストの再臨が背景となっています。
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「互に慰め合い、相互の徳を高めなさい」だけなら、学校の道徳の時間にでも採用されるような言葉です。
しかし、冒頭の「だから」という語が鍵なのです。
「だから、あなたがたは、今しているように、互に慰め合い、相互の徳を高めなさい」
(第1テサロニケ5:11)
これは
「イエス・キリストの再臨があるのだから」
という「だから」です。
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聖書は明確に神の裁きを語ります。
「あなたがた自身がよく知っているとおり、主の日は盗人が夜くるように来る。人々が平和だ無事だと言っているその矢先に、ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むように、突如として滅びが彼らをおそって来る。そして、それからのがれることは決してできない」
(第1テサロニケ5:2-3)
しかし、すでに罪のゆるしを受け入れたクリスチャンは、この神の裁きの対象外です。罪のない者を裁くことはできないからです。
「神は、わたしたちを怒りにあわせるように定められたのではなく、わたしたちの主イエス・キリストによって救を得るように定められたのである」
(第1テサロニケ5:9)
全世界に神の裁きが下される前に、キリストの福音を信じる者は天に引き上げられます。
これを携挙(けいきょ)と言います。
「すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう」
(第1テサロニケ4:16-17)
地上に残された者(レフト・ビハインド)は何が起きているのかわからないことでしょう。
なおかつ、神の宮であるクリスチャンが地上にいないということは、聖霊もいない世界ですから、悪霊がここぞとばかりに活発に活動します。
人々はこの大混乱の中を生きなければなりません。
クリスチャンはそういう目に遭うことなく、患難時代に入る前に携挙されて天に移されるの「だから」、
「だから、あなたがたは、今しているように、互に慰め合い、相互の徳を高めなさい」
(第1テサロニケ5:11)
と使徒パウロは書き送ったのです。
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ただし、それまでは、クリスチャンもノンクリスチャンも表面的には全く変わらない生活を送ります。
皆同じように病気にもなり、試験勉強をせねばならず、喜びも感動も味わい、悲しみを感じ、苦労もします。
神を信じている者の生活だけが優遇される…、ということではないのです。
何も変わらない中で、いつ主の日が来てもいいように備えつつ生きること。
これをお互い励まし合い、慰め合いながら生きることがこの世を生きるコツだと聖書は教えているのです。
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キリストの再臨は希望です。
取り残される者でなく、取り上げられる者であることを信じ、今日の地上の歩みを喜んで進めて参りましょう。
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