今日のみ言葉【No.2062】(2019年 7月29日)「キリスト教イロハ(5)『悪魔』」

2019年7月29日

(ブラジル・リオに立つコルコバードのキリスト像)

神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。
(ローマ8:28)

——————

マンガやアニメで描かれる古典的悪魔の姿は、黒くて角があり、先が尖った尻尾を持っています。

また、男性からモテモテで、男たちを翻弄する女性を「小悪魔(こあくま)」と言ったりする表現もあり、現代では悪魔と言っても可愛いというイメージが付随します。

しかし、実際の悪魔はそれとは全く異なり、残酷で人間に被害をもたらす存在です。

私たちは聖書が言う悪魔の正しい姿を知らなければなりません。

-*-*-*-*-*-*-

悪魔とは悪の源であり、聖書ではサタンとも表記されます。

悪魔を「離間者(りかんじゃ)」とする表現もあります。

なぜなら、悪魔は神と人との間を切ろうとし、人間が神から離れるように働くからです。

エデンの園で蛇がアダムとエバを誘惑し、彼らは神の言いつけに背き、罪を犯し、その結果、神と共にいることができなくなり、エデンの園から追い出されました。

蛇はサタンの象徴です。

悪魔は、神が最も愛する人間と神との間を裂くことに成功したのです。

これは人と人との間でも同じで、悪魔は人間関係を狂わし、二つの間を裂こうとします。

人類の歴史が悲嘆に満ちているのは、エデンの園での事件以来、人間が悪魔の影響下にあるからなのです。

-*-*-*-*-*-*-

この悪魔の縛りから人間を解き放つため、イエス・キリストはこの世に来られました。

サタンは超自然的な人格的存在なので、人間は悪魔を目で見たり、その声を耳で聞いたりすることはできません。

つまり、悪魔がいるかいないか、自分がその力に影響されているかいないかがわからないのです。

キリストの弟子であったペテロでさえ自分がサタンの考えに振り回されていることがわからず、正論を言い、愛の言葉を言っているとしか思っていませんでした。

「すると、ペテロはイエスをわきへ引き寄せて、いさめはじめ、『主よ、とんでもないことです。そんなことがあるはずはございません』と言った」
(マタイ16:22)

しかし、イエス様は神の世界、霊的世界を見抜く力を持っておられたので、ペテロに働いているサタンの姿をキャッチしました。

そこで、

「サタンよ、引きさがれ。わたしの邪魔をする者だ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」
(マタイ16:23)

とペテロを叱り、神の権威によってサタンを退けられたのです。

-*-*-*-*-*-*-

サタンに関する学びを進めていくと、あまりに複雑で、どう考えていいかわからないことに次々と出会います。

それはまるでサッカーでいう無回転シュートのようなものです。

ボールは上下左右にブレながら動き、ゴールキーパーの手前でストンと落ちるのか、ギューンと伸びてゴールに突き刺さるのか、右に曲がるのか左に曲がるのか、その時でないとわかりません。

ですから、悪魔に対しては、関わりを持たないように避け、神の言いつけに従って生きることが最善の選択です。

それは治安の悪い海外で生活する時、現地の人のアドバイスに従って自分の行動を自制するようなものです。

「この地区とあの地区は治安が悪いから行ってはいけません」

と言われたら、その場所には近づかないことです。

また、

「安全な地区でも、この時間帯には行ってはいけません」

と言われたら、その時刻にその場にいることは慎まなければなりません。

もし遅くなってその時間帯までいてしまったら、一刻も早く逃げ出すようにするのです。

-*-*-*-*-*-*-

このように、最善の準備をして、自分には何の落ち度がなくても、サタンが襲ってくることがあるのが不思議なところです。

悪魔の行動は本当にわからないのです。

しかし、神のほうがサタンよりも上ですから、その時は

「何か神様の大きな御計画があって、今私は悪魔の試みの中に入れられているのだな」

と、ヨブの体験を思い起こし、必死に神にすがり、必ずここを通過できると信じ続け、その場をしのいでいくのです。

それでも、失うものはでてきますし、傷つき、マイナスの影響は受けるものです。

しかし、

「神の最善が成されたのだ」

と信じ、人生の歩みを続けるのです。

後になって、

「あのことはきっとこういうことだったのだろうなあ」

とわかる時が来るでしょう。

それは部分的なもので、全貌が明かされるのは私たちが天国に行った後です。

「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている」
(ローマ8:28)

-*-*-*-*-*-*-

神の御心を求め、それに従い、慎み深く生きる今日として参りましょう。

-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-

※御言葉メールのスケジュールは、
・月曜と木曜…キリスト教入門講座
・火曜と金曜…マルコ福音書講解説教
・水曜と土曜…慰めと励ましの聖句シリーズ
となっております。

-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-

□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、maruyama@mikotoba.orgまでどうぞ
■Webサイト  https://mikotoba.org

■御言葉メールの申込、停止は全て自動でなされます。下記メールアドレスに件名も本文も無い空メールを送信して下さい。
・御言葉メールをお申し込みになりたい方は
→ reg@mikotoba.org
(仮登録メールが送られますので、その中のリンクをクリックして本登録となります)
・御言葉メールを停止したい方は
→ del@mikotoba.org