今日のみ言葉【No.2044】(2019年 6月29日)「天国確定の喜び」
わたしたちが神の子と呼ばれるためには、どんなに大きな愛を父から賜わったことか、よく考えてみなさい。わたしたちは、すでに神の子なのである。
(第1ヨハネ3:1)
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高校受験を控える中学3年生に
「このまま勉強すれば、合格できて、来春から希望校での新生活が始まるよ。素晴らしいね」
と言うのと、
「このまま勉強しないでいると、受験に落ちて、希望の学校に行けないか浪人だよ。大変だね」
と言うのでは、どちらが効果があると思いますか?
答は「両方ある」です。
ただし、短期的には後者、長期的には前者です。
前者は天国を見せるので永続的な力となり、後者は地獄を見せるので爆発的なエネルギーを引き出します。
今日の聖句は天国を見せる方です。
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さて、
「わたしたちが神の子と呼ばれるためには、どんなに大きな愛を父から賜わったことか、よく考えてみなさい」
(第1ヨハネ3:1)
ですが、口語訳と新共同訳では、「よく考えてみなさい」、「考えなさい」と訳され、なんだか叱られているような感じがしないでもありません。
しかし、ギリシャ語原典では感嘆文の様相を呈しているので、新改訳の
「御父はどんなにすばらしい愛を与えてくださったことでしょう」
という訳のほうがより正確だと思われます。
ですからここを意訳すれば、
「ほら見て、なんて大きな愛を父なる神様は与えて下さっているんでしょう!だから私たちはすでに神の子なんだよ!」
という感じになるのではないかと思われます。
先ほどの受験生の例で言えば、
「君はもう志望校に入っているんだよ!」
と言っているようなものです。
もちろん入学試験はまだ先のことですから、中学生が今すぐ高校生になるわけではありません。
そのように、クリスチャンは神の子としての身分は確定されていますが、本当の意味で神の子として生きるのはキリストの再臨まで待たなければなりません。
しかし、受験生が
「もう入っているんだ」
という安心感の下、
「高校での新学期が始まったら、充実した学校生活を送れるように」
と中学の今から喜んで勉強するように、クリスチャンも現実の課題に喜んでチャレンジするのです。
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「私は神様から愛されている神の子で、天国確定なんだ!」という喜びを持って、今日の歩みを進めて参りましょう。
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