今日のみ言葉【No.1629】(2017年10月19日)「 パスカルの賭け」

主は仰せられる、見よ、わたしがダビデのために一つの正しい枝を起す日がくる。彼は王となって世を治め、栄えて、公平と正義を世に行う。その日ユダは救を得、イスラエルは安らかにおる。その名は『主はわれわれの正義』ととなえられる。
(エレミヤ23:5-6)

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「パスカルの賭け」という有名な命題があります。

パスカルとは理科の時間に習うパスカルの原理のあの科学者パスカルであり、「人間は考える葦である」と言った哲学者・神学者のパスカルです。

彼は以下のように考えました。

(1)神はいると信じて本当に神がいた場合

天国に行けます。現世でも平安。賭け成功。めでたしめでたしです。

(2)神はいると信じて実はいなかった場合

賭けは負け。がっかりです。しかし現世での平安はありましたから多少は良かったということにできます。

(3)神はいないと信じて本当は神がいた場合

地獄の火で焼かれます。賭け失敗。大損です。

(4)神はいないと信じてその通りに神は実在しなかった場合

賭けは成功です。「何だやっぱりいなかったじゃないか」と喜べます。あなたは何も失うことはありません。

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さて、パスカルの結論は「神がいる方に賭けよ」です。

なぜなら神がいてもいなくてもその生き方で損をすることはないからだ、というわけです。

今私たちが生きている現世では、神を信じているいないに関係なく、同じように病気をし、怪我もし、お金を得るために働き、時に理不尽な思いも体験します。

どちらに賭けたらいいのかはっきりした確証はつかめません。

実際神を信じて生きるとどうなるのでしょうか?

自分たちは神から選ばれた民だと信じ、救い主を送るという約束を信じたイスラエルがこの賭けへの証人となります。

彼らは神を信じる方を選びましたが、幾多の試練の中を通されました。

しかしその時、驚異的な生命力を発揮して生き延び、歴史上消滅した国家を1900年ぶりに復活させたのです。

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人生どこかで自分の一生を賭けなければならない時を目の前にしたら、迷わず神がいる方に賭けて進むことをお勧めします。

共に天で喜びをわかちあう時があることを信じて、今日の一歩を進めて参りましょう。

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