今日のみ言葉【No.1953】(2019年 3月 2日)「主を待ち望め」
主を待ち望め、強く、かつ雄々しくあれ。主を待ち望め。
(詩篇27:14)
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柔道では華麗に相手選手を投げ飛ばして取る一本もありますが、相手の抵抗を完璧に封じる寝技で取る一本もあります。
今日の聖句は辛抱と粘り強さで勝利を勝ち取る寝技のような言葉です。
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詩編第27篇は、山あり谷ありのダビデの信仰生涯を振り返るかのような内容です。
前半は主への全くの信頼に満ちあふれ、あたかも成長著しい柔道選手が立ち技で一本を決めまくるような勢いです。
後半は一転して苦難の中でダビデがどう生きたかが表されています。
しかしその中で彼は主への信頼を失いません。
それは規定時間まで寝技で押さえ込み、とうとう勝利を得たような感じです。
ダビデが語る人生の生き方の結論は、粘り強く主を信じ抜けということです。
「主を待ち望め、強く、かつ雄々しくあれ。主を待ち望め」
(詩篇27:14)
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人生は右肩上がりの一直線や、V字回復ばかりの単純なものではありません。
上がり下がりはもちろん、停滞や逆戻りがあり、またそれが結果的に事故を防ぐ良点となったりで、複雑なものです。
「順境の日には楽しめ、逆境の日には考えよ」
(伝道の書7:14)
とあるように、神が与えられたものを素直に感謝し、逆境の時はそれさえも恵みとして心に留め、そこで主を待ち望むのです。
つまり、良いことが起きているときは神が共にいて、悪いことが起きているときは神が離れているという考えを捨てるということです。
神は常にそばにいらっしゃいます。
そして順境の時も逆境の時も両方与えられるのです。
そのことを通して、常に神に信頼し、主を待ち望む人間として生きるようにと神は私たちに期待をかけ、訓練を施していてくださるのです。
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人生には思わぬ時、思わぬ人から冷水を浴びせかけられるような時があるでしょう。
しかし、そこで
「愛する者たちよ。あなたがたを試みるために降りかかって来る火のような試錬を、何か思いがけないことが起ったかのように驚きあやしむことなく、むしろ、キリストの苦しみにあずかればあずかるほど、喜ぶがよい。」
(第1ペテロ4:12-13)
との御言葉を思い出しましょう。
そこからどのように最善にまで導かれるかのルートはわかりませんが、同じような試練をたどったダビデの結論が
「主を待ち望め、強く、かつ雄々しくあれ。主を待ち望め」
(詩篇27:14)
であったこをと思い起こし、最後まで主に望みを持つのです。
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人生の勝利者としての完成の道を今日もたどって参りましょう。
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