今日のみ言葉(2011年12月28日)【No.206】
「はとは夕方になって彼のもとに帰ってきた。見ると、そのくちばしには、オリブの若葉があった。ノアは地から水がひいたのを知った。」
(創世記8:11)
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箱舟に乗ったノアは、洪水が去ったかを知るために一羽の鳩を飛ばしました。
鳩はそのまま帰ってきました。足を止める所がなかったからです。
ノアはまだ水が引かないことを知りました。
いつまでこの状態が続くのか、箱舟の中での生活の行く末を案じる時だったのではないでしょうか。
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しかし彼はその1週間後、もう一度鳩を飛ばしました。
すると鳩はオリブの葉をくわえて戻ってきたのです。地の上の水が引いた証明です。
このオリブの若葉はどんなにノアを喜ばせ、安心させたでしょうか。
更にその1週間後、もう一度鳩を飛ばした時、もう鳩は箱舟に帰ることはありませんでした。
洪水は完全に終わったのです。
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神は私たちに希望のしるしを与えて下さいます。
今日、鳩が若葉をくわえずに空しく戻ってきても、オリブの木と葉はその時もう既に備えられているのです。
やがて私たちの手元に与えられることを堅く信じ、再び鳩を飛ばす気力を養っていくことが、人生の夜を過ごす秘訣です。
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神の励ましのしるしを見つける一日となりますように…。
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