今日のみ言葉【No.1908】(2018年12月20日)「 クリスチャンの規準(1)」
何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。
(ピリピ4:6)
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「キムタク」こと元SMAPの木村拓哉さんが、ラジオ番組の中で
「いつも忙しいから疲れることも多いでしょう?」
と質問された時、
「いえ、手を抜くほうが疲れますから」
と答えたそうです。
そこには「キムタク」というブランドを維持する覚悟と自信が見られます。
「クリスチャン」というブランドがあるとすれば、これを維持するための規準は何でしょうか?
それはまず第一に霊的体験を持っていることです。
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霊的体験と言っても、何かオカルト的な神秘体験をせよということではありません。
日常の一つ一つの出来事を神に祈りながら対処し、生活することが霊的生活であり、その中で味わうのが霊的体験なのです。
聖書はこう言います。
「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい」
(ピリピ4:6)
人は問題に出会うと恐れ、不安になります。ストレスを感じます。
神を知らない時代は、ストレスに立ち向かうには、逃げるか、対処するか、無視するかでした。
クリスチャンになっても問題は襲ってきます。
その時、戦うことも逃げることも、まして自分の感覚を麻痺させることもせず、まず第一番目にやることは、
「思い煩わない」
ということなのです。
クリスチャンは
「悩まない」
という選択をするのです。
つまり、
「何があっても悩まないぞ!」
と心に決めて行動するのです。
むしろ、一つ一つの出来事に対して
「感謝をもって祈と願いとをささげ」
(ピリピ4:6)
とあるように、感謝するようにします。
「神様、○○のことは厄介で大変そうに見えますが、あなたが与えてくださったものと信じて感謝します」
と、自分の感情とは違っていても、まず感謝の祈りを神に捧げるのです。
それから
「あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい」
(ピリピ4:6)
とありますから、素直に自分の思うところ、求めるところを祈りを通して神に伝えます。
このように、
「何があっても思い煩わないぞ。まず感謝し、そして自分の思いのありったけを注いで祈るぞ!」
と決心して日常生活を送ることが、クリスチャンの霊的体験なのです。
このことに徹して生きると、あなたを通して神の光が輝きます。
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先ほどの木村拓哉さんのエピソードをもうひとつ。
飛行機の客室乗務員(CA)だった松澤萬紀さんは、CAの友人6人に「印象に残っている芸能人は誰?」と聞いてみました。
なんと6人中3人が「キムタク」こと木村拓哉さんの名前を挙げました。
「飛行機に乗ってきたときから、降りるときまで、『100%キムタクだった』から」
というのがその理由。
プライベートな時間なのですからリラックスして素顔を見せてもいいはずなのですが、一睡もせずに凛として、空の上でも「キムタク」のままだったのだそうです。
松澤さんはこう言います。
「トップアイドルとしての覚悟と、アイドルであり続ける自信を持っているからこそ、一瞬も気を抜かないのではないでしょうか。どこで、誰に見られても、自分のイメージを崩さない。少しでもダラけた姿を見せれば、ファンを悲しませることになる。そのことがわかっているからこそ木村拓哉さんは、セルフイメージをしっかりコントロールされているのだと思いました」
(『1秒で「気がきく人」がうまくいく』、松澤萬紀著、ダイヤモンド社、第2章12節)
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クリスチャンとしてのセルフイメージをしっかり持つこと。
それはピリピ4章6節の御言葉を丁寧に生活の中で行うことによって養われます。
思い煩わず、感謝と祈りをもって今日の一日を過ごして参りましょう。
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