今日のみ言葉【No.1894】(2018年12月 4日)「 十二弟子の派遣(6)」
2018年12月17日
そこで、彼らは出て行って、悔改めを宣べ伝え、多くの悪霊を追い出し、大ぜいの病人に油をぬっていやした。
(マルコ6:12-13)
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「スーパーは野菜コーナーから入ってはいけない」
と経済ジャーナリストの荻原博子さんは説きます。
夕食のメニューを決めている人なら勿論どこから入っても良いのですが、まだ献立が決まっていないまま買い物を始めると、あれもこれもと買いすぎてしまうからです。
これは主婦「あるある」ですね!
今日の夕食どうしようかしら、と悩んでいる場合は、
「反対の惣菜売り場から買い物をスタートしましょう。と言っても、惣菜売り場にある惣菜を買うのではありません。そこに並べられている惣菜を見て夕飯の献立を決め、その材料を、加工食品→肉→魚→野菜売り場とまわって買い揃えるのです」
(『払ってはいけない』、荻原博子著、新潮社、P28)
とアドバイスされています。
完成品を見、それをヒントに献立を組み立てると、無駄の少ない買い物ができます。
伝道も同じで、神の国の完成された姿を思い描きながら現実の一つ一つの問題に処していく時、ストレスの少ない活動をしていくことができます。
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イエス様から3つのアドバイスをもらった弟子たちは意気揚々と出かけたことでしょう。
悪霊を制する権威が与えられているのですから、見えない敵を恐れる必要がありません。
神が養ってくださるので生活の心配は無用。
見ず知らずの土地でも必ず自分たちを迎えてくれる家があるはずですし、そこから離れずに伝道していけばよいとわかっています。
そして、罪が赦されるための悔い改めを勧め、悪霊を制して人々を解放するという明確な活動のビジョンが見えています。
また、二人一組のペアで励まし合いながら働きますが、もしそこで伝道の成果が上がらなくても、それは弟子たちのせいではない。足の裏のちりを落として帰って来なさい、とまで言われています。
こんな気楽な出張が出来るサラリーマンが現代にいるでしょうか!
しかし、神の国の働き手はそうさせていただけるのです。
その結果、十二弟子たちはバリバリと働き、目に見える成果を上げて帰って来ました。
「そこで、彼らは出て行って、悔改めを宣べ伝え、多くの悪霊を追い出し、大ぜいの病人に油をぬっていやした」
(マルコ6:12-13)
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弟子たちの働きは、人々の霊と肉の両面を救う働きでした。
「キリストの福音には、信ずるものの霊的面と、いわゆるこの世の生活面との両面を救う力がある。神の福音は、その人の全存在を救うに至るものだからである」
(『マルコ福音書講解』、佐藤陽二著、アンカークロス(株)出版部、P91-92)
今、現在、あなたのいる環境がとても神の国とは言えないような状態にあっても、
「私のところには救いが来ていない」
などと悲観してはいけません。
神の国は完成に向かって徐々に進み、私たちの今いる位置まで福音が及んでいるではありませんか。
「ここのところがこうならなければ救われているとは言えない」
と、あなたの思った通りにならなければ認められないとするなら、それはあなたの気分を憂鬱にするだけです。
それでは現実は一切変わりません。
この現実を「霊も肉も全存在が救われている」という状態に変えるためには、すでにそうなっている未来がある、と信じることです。
そこがスタート。
野菜売り場から入るのではなく、完成品が並ぶ惣菜売り場から入るのです。
成っている未来がある。
そこに向けて今の不完全な状態を完全へと変えようとする努力。
それが正しい道のたどり方です。
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私はそれをキリスト教音楽の流れに見ることが出来ると思います。
私が洗礼を受けてクリスチャンなりたての頃は、教会でようやくギター伴奏によるゴスペルソングが流れだした頃でした。
それまではオルガン伴奏による讃美歌だけが唯一の教会音楽で、70年代の洋楽やフォークを聞いていた私にはクラッシック音楽に聞こえました。
キリスト教関係で聞く音楽の狭さ。
当時、私はクリスチャンミュージックに飢えていました。
ですから、日本のロックの草分けである小坂忠さんがクリスチャンになり、小坂忠風にアレンジした讃美歌のテープを聞いた時は「斬新だなー!」と感動し、それこそテープが擦り切れ、伸びるほどまでに繰り返し聴いたものです。
そこから、ヴィンヤード、マラナサミュージックとワーシップソングが入ってきて、CDの時代となり、さらにiTunes+iPodのデジタルミュージックへと時代は変わり、質も量も爆発的に豊かになりました。
今の私はインターネットを通して音楽を聞いています。
Amazon musicの手軽さ、Youtubeのバラエティ豊かさ、Spotifyの品質の良さ。
これらを、パソコンで、スマホで、AIスピーカーで、ブルートゥースで飛ばした先のスピーカーで、と、時と場合に合わせて自由自在に堪能できる現在に感謝しています。
そして、このような未来があると信じて続けてこられたクリスチャンミュージックの先人たちの努力に大いに敬意を表したいと思います。
カセットテープ1本のみの時代から、自由に神を賛美する音楽がどこでも誰にでも与えられる世界へ。
神の国の実現は徐々に、しかし確かになされて来ました。
そしてそれはこれからもなされて行きます。
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完全な救いが達成されるビジョンを描き、今日の一日に力を得て参りましょう。
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