今日のみ言葉【No.1730】(2018年 4月14日)「 神の祝福を受けるための訓練(4)」

すなわち、自分のからだを打ちたたいて服従させるのである。そうしないと、ほかの人に宣べ伝えておきながら、自分は失格者になるかも知れない。
(第1コリント9:27)

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ある焼肉チェーン店で注文したら、「はい、喜んで!」と返事されました。

マニュアルだからやっているバイト風の人と、自然に言っている正社員風の店員さんの二通りいらっしゃるようです。

訓練途上と訓練完了の姿ですが、この両方の状態は共に「従う」姿勢です。

「なるほどこの店は繁盛するはずだ」

と思いました。

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神の祝福を受ける最短距離は「従う」ことです。

最短距離を最速スピードで走れば最短時間で祝福を得ることができます。

そのためには

「考えなくてもやっている」

「気づいた時には体が動いていた」

という状態の自分をつくり上げることです。

従う訓練がそのレベルまで行ったら合格と言っていいでしょう。

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先ほどの焼肉店の例で言えば、

・バイトの店員が形だけでも「はい、喜んで」と言っていれば、オーナーから「使い物になってるな」と認められます。

・すっかり身について、考えなくても「はい、喜んで」と言っているのが標準。

・お客様の注文に「はい、喜んで」と心から言えるのが店長クラス。

です。

もしあなたが「従おうか従うまいか悩んでいる」という状態なら、それは入社以前の状態ということです。

ゆっくりお考えになったらよろしい。

しかし人間には時間の限りがありますから、与えられた限界内で締切りに間に合わせなければなりません。

どこかで「はい」と言って自分を従わせ、そこから先は「考えなくてもやっている」という状態を目指すのです。

それが祝福を受けるための一直線の最短コースです。

ただしこれは厳しい。

山頂を目指すのに直線で登ろうとすれば藪の中を突っ切り、岩も登らなければならないかもしれません。

時間はかかりますが、普通はくねくねとしたつづら折りの山道を「ああでもない、こうでもない」と言いながら登るのですから…。

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クリスチャンの上級コースは

「自分のからだを打ちたたいて服従させるのである」
(第1コリント9:27)

と言ったパウロのようなコースをたどります。

それは各人の自由ですから、そうしてもしなくても天国への道は約束されています。

しかし、もしあなたが少しでもキリストの愛に報いたい、この命を神のために使ってもらいたいと思うのなら、「従う」というルートは必ず通らなければならない基本ルートなのです。

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まず立って、そこから行動を始めること。

これが従う訓練の具体的第一歩です。

そこで得る神の祝福を実感される一日でありますように…。

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